創設者のメッセージ
創設者ご挨拶
ゼロから始まったNGOテラ・ルネッサンス
2001年2月。大学4年生の時。初めて訪れたカンボジアで、地雷原を訪問する機会がありました。人が生きていると必ずある「音」。子どもたちが楽しそうに遊んでいる。家族が一緒になって食事を囲んで、楽しそうに会話を楽しんでいる。恋人同士が、愛を語り合っている。 そんな生活にかかわるすべての「音」が地雷原にないのです。
もくもくと作業する地雷除去要員の息遣い。地雷らしきものに金属探知機が触れた時に鳴る甲高い「ピー」という音。そんな音しか響かない場所に、衝撃を受けました。人間からあらゆるものを奪い去る地雷に対して、「自分に何ができるのか?」という問いかけをしたところから、テラ・ルネッサンスは始まったのです。
現在では、カンボジアの地雷被害者支援にとどまらず、ウガンダやカンボジアでの元子ども兵の社会復帰支援、日本国内で、平和教育のための講演活動など、幅広く活動を行っています。すべては、「自分に何ができるのか?」という「問い」から始まりました。その「問い」への「答え」を積み重ねた結果が、今のテラ・ルネッサンスです。テラ・ルネッサンスは、職員、インターン、ボランティア、支援者様、あらゆる人たちの「自分にできること」が、今後も積み重ねてまいります。
このウェブサイトにアクセスされた貴方様にしかできないことが必ずあります。そんな「平和をつくるためのヒント」が、ウェブサイトにたくさん掲載していますので、ぜひご覧になってください。 皆様とご一緒に、「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目指してまいりたいと願っております。
特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
創設者・理事 鬼丸昌也