世界では25万人以上の子どもたちが兵士として戦わされています。そんな子ども兵が平和に暮らせるように、みなさまの支援が必要です。

心身ともに紛争で傷ついた子どもや人々のために、月々1,000円からのご支援をお願いします。活動説明会にお越しいただき、「もっと詳しく知っていただくこと」から始めることもできます。

世界では、25万人以上の子どもたちが兵士として戦わされています。

軍隊に所属する18歳未満の子どものことを『子ども兵』と呼びます。
直接戦闘に関わらない非戦闘員も含まれ、
そこには『少年』だけでなく、性的虐待や兵士と強制結婚をさせられる『少女』も含まれています。

  • PAUL

    ポール(仮名)は、15歳の頃に誘拐され、
    1年半のあいだ反政府軍の兵士にされました。

    彼はウガンダのラチョー地区で誘拐され、「兵士になる」と言うまで100回以上殴られました。その後、銃を与えられ、村人の殺害を強要されたのです。2004年に帰還後、自分の両親がすでに亡くなっていることを知り、現在は、将来に不安を感じながら生活を送っています。

  • MARGARET

    マーガレット(仮名)は15歳の頃に誘拐され、
    反政府軍の兵士と強制結婚をさせられました。

    彼女は反政府軍に7年間所属し、15歳の頃に自分の父親と同じぐらいの兵士と強制結婚をさせられました。その後、HIV/AIDSウィルスに感染し、また、元子ども兵であったことから、22歳の頃に村へ帰還したあと、何度も地域住民から非難されたといいます。

私たち「テラ・ルネッサンス」は元子ども兵が自立し、自尊心を取り戻すための支援活動を行なっています。

子ども時代に兵士として戦わされてきた元子ども兵が、地域社会で平和に暮らせるように、
心のケア基礎教育職業訓練収入向上の支援などを通じて、社会復帰を支援しています。
  • 心のケア

    個人とグループのそれぞれでカウンセリングを実施。音楽や伝統ダンスなど、精神的な安定を図る取り組みも行っています。

  • 基礎教育

    主に、識字・算数・英語の授業を実施し、その他に基本的な健康管理についても学びます。

  • 職業訓練・収入向上支援

    ビジネスの基礎的な知識を学び、洋裁、手工芸、服飾デザイン、木工大工などの職業訓練を実施しています。

「テラ・ルネッサンス」の支援は3,000人以上の人々に届けた確かな実績があります。

私たちは、アフリカのウガンダ、コンゴ(民)、ブルンジの3ヶ国で活動しています。
子ども兵として戦わされた人々をはじめ、紛争被害にあった人々や最貧困層の人々に対して、
これまで約3,000名の人々へ支援を実施してきました。
  • 平均月収が50倍以上に [支援前]128円→[支援後]7.008円

    元子ども兵の収入の変化。支援後の平均月収(約7,008円)は、現地の公務員とほぼ同等の水準になりました。

  • 子どもと周りの人とのつながりが3倍以上に [支援前]26%→[支援後]84%

    元子ども兵の近隣住民との関係性の変化。差別や疎外感を感じずに生活できる元子ども兵の割合が向上しました。

  • 支援後に自尊心が約1.7倍に向上 [支援前]43%→[支援後]73%

    元子ども兵の自尊心の変化。過去のトラウマと向き合い、現在の自分を受け入れられる人々の割合が向上しました。

「テラ・ルネッサンス」の支援を受けた元子ども兵からのメッセージ

  • 「自分で生きる力を身に付け喜びと誇りを得られた。」

    クリスティーン(仮名)

    私が誘拐されたのは11歳の頃、その後10年間兵士として戦いに駆り出されました。ようやく故郷に戻れた頃には、私を受け入れてくれる人はいませんでした。ですが、テラ・ルネッサンスの支援を受けたことで、今、私は洋裁の技術を身につけ、自分の力で生きることができるようになりました。そのため、私を嫌っていた周りの人たちが、私を頼りにしてくれるようになったのです。誰かに必要とされている喜び、そんな自分に誇りを持つことができました。ご支援をいただいた日本の人たちのことは一生忘れません。私の人生を支えてくれて、ありがとうございます。

  • 「誰かに必要とされることの喜びを取り戻す。」

    ピエール(仮名)

    元子ども兵だった私は、紛争から村へ帰還した頃、差別や偏見の対象とされることで、自分の存在意義すら感じられませんでした。そんな状況の中、テラ・ルネッサンスの支援を受けて、溶接の技術を身に付けました。鉄製の頑丈なドアや窓枠の修理は、武装勢力の襲撃や略奪が続く村々の住民にとって、欠かせない製品やサービスだったのです。地元の人々にとって役に立つモノやサービスを提供することができるようになったことで、誰かに必要とされる喜びを取り戻せました。日本の皆さんからいただいたご支援に、深く感謝します。

あなたの支援があればできること

毎月1,000円の場合、一日当たり約30円で、支援をはじめることができます。
小額の継続支援から、元子ども兵たちの未来への一歩を支えてくださいませんか?

継続的な支援(会員)で、活動を支えてください。

一人ひとりの自立を支えるためには、長期的な支援が必要です。
テラ・ルネッサンスの会員(ファンクラブ会員)になって、継続的に活動を支えてください。
あなたの支援が、紛争で傷ついた人々の未来を広げます。
会員のみなさまには、活動報告やスタッフの想いの記事が読める
ニュースレターや、限定イベントへのご招待などをお届けします。

クレジットカードと口座振替がお選びいただけます。

※みなさまからのご支援は、元子ども兵の社会復帰支援をはじめ、
アジア・アフリカで支援に取り組む、テラ・ルネッサンスの活動全般に使わせていただきます。

テラ・ルネッサンスは京都府から認定を受けた認定NPO法人です。 当会へのご寄付は、寄付金控除などの税の優遇措置の対象となります。

私たちも応援しています。

  • 「支援を続けることは
    自分に投資する感覚」

    渡辺 光昭さん(ロス・レイエス・マーゴス オーナーシェフ)
    渡辺 光昭さん(ロス・レイエス・マーゴス オーナーシェフ)

    世界で起きている問題が、自らの問題として関心を持てるように支援を続けていきます。まるで自分に投資をする感覚かもしれません。今後も気負わず、自分にできる支援を通じて、自分と周囲の成長に貢献できたらと思っています。

  • 「私にできることは必ずある
    大切なのは行動すること。」

    西村 夏実さん(20代/会社員)
    西村 夏実さん(20代/会社員)

    学生の頃、世界に貧困や紛争に苦しむ人たちがいることを知っても、自分にできることなんて何もないと思っていました。でも、テラ・ルネッサンスと出会って、私にもできることは必ずあるということを知りました。大切なのは「行動すること」。どんなに小さな行動でも、必ず誰かを笑顔にする力になれると信じて、私にできることを続けていきたいです。

私たち「テラ・ルネッサンス」とは

認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、
「すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現」を目的に、2001年に設立されました。
「地雷」「小型武器」「子ども兵」という3つの課題に対してアジア・アフリカを中心とした活動に加え、
国内での「平和教育」における啓発・提言活動の両面から本質的な課題解決を目指します。
地雷・小型武器
・子ども兵+平和教育

団体概要(2015年3月末時点)

正式名称 特定非営利活動法人
テラ・ルネッサンス
設立年月 2001年10月 (法人格取得2005年)
代表理事 小川真吾 (理事長)
スタッフ 京都
(有給専従職員5名、有給非専従職員1名、インターン20名)
岩手
(有給専従職員3名、有給非専従職員3名)
ウガンダ
(ローカルスタッフ13名)
カンボジア
(日本人有給職員1名、ローカルスタッフ6名)
コンゴ
(ローカルスタッフ6名)
活動地域 カンボジア、ラオス、コンゴ、
ブルンジ、ウガンダ、日本

活動費と内訳(2014年度)

115,445,018円/事業費  94.8%/管理費 5.2%

皆様からいただいたご支援の94.8%を自立のために歩む人々のサポートに使っています。

理事長創設者からのご挨拶

  • 未来を変えようとする人たちとの出会い

    小川 真吾 / テラ・ルネッサンス理事長
    小川 真吾 / テラ・ルネッサンス理事長

    アフリカに駐在し、紛争地域の絶望的な状況を何度も見聞きしましたが、そんな状況でも生きる希望を失わず、未来を変えようとする多くの人たちに出会いました。これからも、「ひとり一人に未来をつくる力がある」という活動理念に基づいて現場での活動を続けていきます。

  • 1人で立ち上げた団体も今や多くの仲間とともに

    鬼丸 昌也 / テラ・ルネッサンス創始者
    鬼丸 昌也 / テラ・ルネッサンス創始者

    2001年に1人で立ち上げたテラ・ルネッサンスは、現在、世界6ヵ国で47名のスタッフが志を共にする組織に成長しました。「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」という設立目的を追求し、これからも支援者の皆様方とともに歩んでいきたいと願っています。

継続的な支援(会員)で、活動を支えてください。

一人ひとりの自立を支えるためには、長期的な支援が必要です。
テラ・ルネッサンスの会員(ファンクラブ会員)になって、継続的に活動を支えてください。
あなたの支援が、紛争で傷ついた人々の未来を広げます。
会員のみなさまには、活動報告やスタッフの想い
などの記事が読めるニュースレターや、
限定イベントへのご招待などをお届けしています。

クレジットカードと口座振替がお選びいただけます。

※みなさまからのご支援は、元子ども兵の社会復帰支援をはじめ、
アジア・アフリカで支援に取り組む、テラ・ルネッサンスの活動全般に使わせていただきます。

テラ・ルネッサンスは京都府から認定を受けた認定NPO法人です。 当会へのご寄付は、寄付金控除などの税の優遇措置の対象となります。

もっとこの問題と活動を知るために、テラ・ルネッサンスの活動説明会に参加しませんか?

世界で起きている問題について考え、私にできる一歩を踏み出したい方、
一緒に取り組む仲間を見つけられる、そんな活動説明会です。

定例の活動説明会

テラ・スタイル(開催地:東京、京都)

どなたでも参加できるテラ・ルネッサンスの定期活動報告会(テラ・スタイル、テラカフェ)を、東京、京都において開催しています。会場では、テラ・ルネッサンスの書籍をはじめ、関連商品の購入もできます。また、参加者同士で交流する時間もありますので、一人でも、二人でも、三人でも、お気軽にご参加ください。

近日開催のテスタイル

毎月1回
テラ・スタイル
@東京
毎月1回
テラカフェ
@京都

参加した方の声

  • 「私が変わることで
    世界や社会を変えられるんじゃないか」
    森本 菜都美さん(30代/コンサルタント)
    森本 菜都美さん(30代/コンサルタント)

    テラ・ルネッサンスの講演会に参加して、世界で起こっている様々な問題の原因が、私にもあるかもしれないということに気付きました。同じように、それは私が変わることで、世界や社会を変えられるんじゃないかとも、思えるようになりました。

  • 「世界で起きている問題は、
    私たちの生活の中に関係している」
    村田 信之さん(40代/大学教員・ジャーナリスト)
    村田 信之さん(40代/大学教員・ジャーナリスト)

    毎年、私の大学でも講義してもらうのですが、できるだけ多くの学生に聞いてもらいたいと思っています。世界の問題は遠くの国で起こってることじゃなくて、自分の毎日の生活の中に関係してることだっていう事に気付いてもらえると思います。

よくある質問

ルネッサンスについて

資料請求をはじめ、事務局への問い合わせしたいのですが、対応時間はいつですか?
電話は月~土10時~18時まで(イベント等の理由で事務局業務をお休みさせていただくこともあるので、その場合は随時ホームページでお知らせします)、FAX・メールは24時間受け付けております。

子ども兵について

なぜ、子どもが兵士になるのですか?
政府軍や反政府組織が子どもたちを誘拐し強引に兵士にさせる場合と、貧困のため兵士になれば衣食住が確保できると期待して、自分から志願する場合があります。また、近年では子どもでも使える“小型の武器”が普及したことにより、子どもを兵士として使用するというニーズが増えたという背景があります。詳しくは公式ホームページ内のどうして子どもが兵士になるの?をご覧ください。
子ども兵が社会復帰するとは、どういうことですか?
子ども兵が社会復帰するということは、銃や暴力に依らずに経済的に自立した生活をコミュニティーで送ることを指します。元子ども兵は、数々の殺害の現場に居合わせ、自らも人を殺しているなど、身体的・精神的なトラウマがあり、地域住民からの差別や偏見に苦しむことがあります。基礎教育も不足しているので、自立した生活が困難なのです。詳しくは元子ども兵が抱える問題~ウガンダの場合~をご覧ください。

会員・寄付について

できるときに、できるだけの支援をしたいと考えています。退会することはできますか?
いつでも可能です。お電話・メールで当会までご連絡ください。
ファンクラブ会員の口数を増やすことはできますか?
可能です。お問い合わせフォームよりご連絡ください。受領後、担当者より連絡いたします。
会費の支払いを郵便振込からクレジットに変えたいのですがどうしたらいいですか?
ホームページのオンライン入会申し込みで、入会内容を継続、お支払い方法をクレジット決済にして、再度ご登録ください。
税制優遇について教えてください。
テラ・ルネッサンスは平成26年5月30日より、京都府から認定を受けた認定NPO法人です。当会へのご寄付は、寄付金控除などの税制上の優遇措置の対象となります。詳しくはこちらをご覧ください。
寄付をしたいのですが、どうすればいいですか?

ご寄付頂ける場合は、下記口座へお振込みください。

【ゆうちょ銀行】
加入者名:テラ・ルネッサンス国際協力基金
口座番号:00970-4-259873

※用途のご指定や、領収書をご希望の場合は、郵便振替用紙の通信欄に、その旨をご記入ください。
また、領収書の発行は個人と団体によって発行時期が異なります。詳細をご希望の方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

寄付金・会費はどのように使われているのですか?
現地での支援活動をはじめとし、各国スタッフの人件費、事務所の家賃、光熱水費などの事業管理費などです。

支援のお申し込み、活動説明会の参加に関してのご不明点は、お気軽にお問い合わせください。