「私の仕事。~自分に何ができるだろうか~」vol.1
私は、PR(広報)チームに所属しており、一番大きな仕事は海外・国内事業の月次報告書を編集し、皆さまに届けることです。(過去の月次報告書はこちらをご参照ください。)
この3月をもって、私のインターン生活は終了しますが、最後に、私がやっていたこと、そして、今、何を考えているかをお伝えしたいと思います。
月次報告書は、毎週末に大槌刺し子事業、アジア事業(2週)、アフリカ事業を基本の順番として、作成・発信をしています。報告書では、活動の現場で成果が出たことはもちろん、上手くいかないことも、ありのまま伝えています。だからこそ、現場を知って頂けると思います。
支援して下さる皆さまに、頂いたお金をどのように使わせて頂いているのか、まさに今、現場で何が起きているのかを共有したい。もっと多くの方に、遠く離れた場所で起きていることを共有し、共に解決を目指していきたい。そんな想いを込めて、毎月、月次報告書をお届けしています。
そして、何より、支援するひとりひとりの受益者が彼ら自身の力で変わっていく「チカラ」を感じてもらいたい。きっと、その変化からパワーを感じ、あなたのエネルギーになると思います。まさに私が、彼らからエネルギーをもらっている一人です。
月次報告書は、ホームページ内の「最前線!活動ブログ」欄に、随時アップしていきますので、ぜひご覧ください。
「大切な人が困っていたら、あなたは手を差し伸べますか?」
この問いは、私が国際協力の学生団体に所属していた時に、自分自身に向けて立てました。
私もそうであるように、恐らく皆さんも「はい、差し伸べます。」という答えを持っているのではないかと思います。
ただ、ここで考えたいのは、「大切な人」って誰?という点です。
あなたにとって、「大切な人」ってどなたでしょうか?
テラ・ルネッサンスのヴィジョンやミッションの中に「世界」「すべての人々」「人類」という言葉が入っています。私なりの解釈では、共に生きる全ての人を「大切な人」と捉えているからこそ、上のような言葉が用いられているのだと思います。この点に強く共感し、インターン活動を志願し、ここまで続けてきました。
国際協力の世界で活躍する先輩方の話を聞いたり、本を読んだりすると、よく出てくる言葉があります。
「なぜ、国際協力をしているのですか?」
という問いに対しての答えが、
「~を見てしまったから、~と出会ってしまったから。」
すごく単純ですが、まっすぐな答えだと思います。
もし、この記事を「読んでしまって」、心に何かひっかかるものがあれば、ぜひ一緒に行動していきたいと思います。
では、何をすればいいのか?
ひとつ提案させて頂くとすれば、HP内のブログや活動内容の欄をご覧ください。遠く離れた国で、これまでにどんなことがあったのか。今、どんな人がどのような環境で生きているのか。新聞やニュースを見ていても、なかなか得られない情報・現実にたくさん触れられると思います。
「大切な人」だと思う人が増えれば行動も変わってくると、自分に言い聞かせながら、これからも、皆さまと行動を起こしていきます。
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記事執筆/
PRチーム インターン
栫 洋生