【ラオス】養蜂センター稼働開始!村人たちの手ではちみつを精製しました
【アジアレポート/2019年6月_Topic02】
前回のレポートでお伝えした、ハチの巣の収穫から数週間後、養蜂センターに村人たちが集まってきました。
養蜂センターとは、farm mielプロジェクトで設立した、シエンクワン県ポーンサワン市内中心地に位置する、はちみつの精製や製品化、そして販売の拠点となる施設です。
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今年の冬は比較的暖かく、雨も少なく、養蜂を行うのに適した豊穣の年だったと、多くの村人が嬉しそうに言いながら、養蜂センターへ採れたてのハチの巣を運び込んできました。
ポンカム村からは165キロ、ムアン村からは、なんと419キロものハチの巣が届きました!
精製を行うのは支援対象地域のポンカム村、ムアン村からの養蜂組合メンバーたち。
はちみつをふんだんに含むこのハチの巣を、養蜂専門家の指導のもと、丁寧に精製していきます。
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最初はおぼつかない手つきで精製を行っていた養蜂組合メンバーも、徐々にコツを掴んでいき、手際よく精製を進めました。
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ポンカム村からは村長も養蜂メンバーとして参加。立場を超えてチームワークを発揮し合う姿は、とても楽しそうです。
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絞り切って精製されたはちみつは、ポンカム村112キロ、ムアン村305キロ。
精製作業の後は、精製したはちみつをどうするのか、養蜂専門家のアドバイスのもと、話し合いを行いました。
結果、精製したはちみつの7割を現地の卸業者へ、3割を養蜂センター内で販売することで一致しました。
自分たちで採取したハチの巣を自分たちの手で精製し、その後の販売まで真剣に話し合う養蜂メンバーに、地元のはちみつに対するオーナーシップが芽生えてきたようです。
来月からはいよいよ、養蜂センターでのはちみつの販売が始まります!
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記事執筆/
アジア事業部
鎌田 久美子