【夏季募金2019キャンペーン企画】『夢中になれたこと vol.5』
この企画ではキャンペーンのメインメッセージである「気がつけば、私に夢中。」にちなみ、アジア・アフリカの一人ひとりが支援を受けてどのように変化したのか、何に喜びを感じているのかを連載しています。
今回インタビューに応じてくださったのは、ラオスのポンカム村で養蜂を営むカンプアさん。
カンプアさんは元々支援を受ける2年前から養蜂を行なっています。「大好きな養蜂を村の人にも広めたい」という思いから訓練を開始しました。
ラオスでは近年、商用作物を育てるために、多くの森林が破壊されてきています。森林資源を保護しつつも安定して収穫を得られる手段として、テラ・ルネッサンスではラオスでの養蜂支援活動を2年前から行なっております。
平穏に暮らせている幸せ
カンプアさんは、訓練で養蜂の技術を日々学んでいます。
今までとは違い、日本式やベトナム式の巣箱の作り方やハチの巣の収穫法を学んだことにより、大量の蜂蜜を収穫できるようになりました。
その中でも、日本に渡航し養蜂研修を受けたことが一番の思い出だそうです。
カンプアさんは、「より多くの巣箱を作って収入を安定させたい。子どもを学校に行かせてあげたい。」と訓練による心情の変化を語ってくれました。
今は家庭で争いが無く、借金も無く平穏で無事に暮らせていること、また養蜂が環境保全に役立っていることに幸せを感じているそうです。
これからもこの養蜂を発展させていき、さらには家庭での家畜や果物の栽培などでも収入向上に努めていきたい、と希望に満ち溢れた様子がとても印象的でした。
テラ・ルネッサンスではカンプアさんのように、目標に向かって一生懸命になっている方々をサポートしていくために、日々活動しています。
その活動資金を集めるため、現在「夏季募金キャンペーン」の呼びかけを行っています。あなたからのご支援が必要です。夏季募金へのご協力、よろしくお願い申し上げます。
<夏季募金キャンペーンについて詳しくはこちらをご覧下さい>
https://www.terra-r.jp/kakibokin2019.html
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記事執筆/
啓発事業部・インターン
野田歩美