【ウガンダ】「元子ども兵が”夢”を語るウガンダドリプラ開催」―後編―
【アフリカレポート/2019年8月_Topic02】
前回のレポートでは元子ども兵だった受益者の1人が語る夢にフォーカスしてお伝えしました。
前編の様子はこちら
大勢の人の前で勇気を出し、自分の過去・現在、そして夢を語ってくれた元子ども兵のプレゼンテーションは、多くの人に感動を与えるものでした。そして、そのプレゼンテーションを聞いた日本からのツアー参加者の方々にも、感想を発表していただきました。
その中の一例をご紹介します。
「とても力強い発表で、心うたれました。残念ながら、日本では夢を持てない人が数多くいる中で、こんなお話を聞かせてもらえたことを感謝しています。今日のお話を、できるだけ多くの人に伝えていけたらと思います。」(社会人・女性)
「私は技術者として仕事をしていますが、技術は人に奪われることはありません。学んだ技術に遅いということはないので、ぜひ周りの人にも伝えていってもらいたいなと思います。」(社会人・男性)
「僕は中学生で、今までは学校に行けることが当たり前だと思っていました。でも今日それが当たり前のことではないと知りました。学校に行けるありがたみがわかったので、これから一生懸命勉強したいです」(中学生・男子)
その他にも「夢を持てることの素晴らしさを感じた。」
「またいつか夢の続きを聞きたい」など、様々な感想をいただきました。
今回聞いた話を日本でも自発的に報告会を開いて、多くの方に伝えて下さっている方もいます。このようにして、日本でも関心の輪が広がっていくのは素晴らしいことだと思います。
日本からご参加いただいたみなさま、改めまして本当にありがとうございました。
【ウガンダ事務所兼職業訓練センターにて、ウガンダドリプラツアー集合写真】
そして現在、センターでは19名の元子ども兵、23名の地域の最貧困層の方達で計42名が職業訓練を受けています。彼ら彼女らの自立していく様子もお伝えしていきますので、引き続き、ご関心をお持ちいただければと思います。
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記事執筆/
アフリカ事業部インターン/
田畑勇樹