【ラオス】ラオスの村人たちへ養蜂マニュアルを配布
【アジアレポート/2019年10月_Topic03】
ラオス・シエンクアン県で実施してきた養蜂事業、通称”farm miel プロジェクト”。長岡造形大学の学生、酒井さんが養蜂マニュアルのデザインを考え、作成してくれました。
去る6月、酒井さんはこの養蜂マニュアル作成のため、長岡から京都のテラ・ルネッサンス事務所に出向いてくださり、デザインやレイアウトを考えてくれました。
そして、3ヶ月後の9月に完成。日本で印刷したマニュアルをラオスへ送付し、10月初めにラオスに到着後、現地スタッフたちが養蜂事業の対象村であるポンカム村とムアン村の村人たちへ配布しました。
【養蜂マニュアルをポンカム村の養蜂グループの代表に渡す現地スタッフと養蜂専門家】
村人たちも、文字だけでなく綺麗なイラストや写真がカラーで入った養蜂マニュアルを熱心に見ていました。文字だけではイメージしにくい技術的なことも、イラストが入ることで、村人たちもとても理解しやすくなります。
【ポンカム村の村人たちへ養蜂マニュアルを配布した時の様子】
酒井さんは、今年の2月と9月の2回、現地のシエンクアンも訪問して、村人たちにもどんなデザインやマニュアルの形状がいいか、聞き取り調査もしてくれました。
その上で、考えてくれたデザインは、今までのラオスにあった養蜂マニュアルとは違って、とても見やすいものになりました。
養蜂事業は、もうすぐ終了しますが、村人たちはこのマニュアルをみながら、さらに養蜂に興味を持ち、継続して行ってほしいと思います。
【渡した養蜂マニュアルを熱心に見るムアン村の村人たち】
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記事執筆/
アジア事業部
江角 泰