【ウガンダ】元子ども兵・地域の子どもたちを対象に、サッカー教室を開催ー前編
【アフリカレポート/2020年1月_Topic01】
1月26日、グルにて、本田圭佑さんがオーナーを務めるウガンダ1部プロサッカークラブのSOLTILO Bright Starsの選手・コーチの方々に来ていただき、テラ・ルネッサンスの職業訓練を受ける元子ども兵・また地域の子どもたちを対象にサッカー教室を開催しました。
(ソルティーロ株式会社様HPはこちら)
まずは、日本人コーチの方々・選手の方々の指導のもと、子どもたちのクラスが始まりました。夢中でボールを追いかけ、楽しく・真剣にサッカーをしている子どもたちの姿が印象的でした。
今回のサッカー教室を受けて、「自分もプロサッカー選手になりたい」と話している子たちが何人もいて、「子どもたちに夢と希望を与える」という今イベントの目標も達成されたように思います。
続いて、元子ども兵・地域の最貧困層の青年らを対象としたクラスを開講。こちらはサッカーコートを全面使ってのゲームなどで盛り上がりました。
従軍中のトラウマなどもあって、普段は塞ぎこんでしまう元子ども兵の方もいるため、「本当にサッカーを楽しんでくれるのか」と不安な気持ちもありましたが、ふたを開けてみれば、純粋にサッカーを楽しんでくれてよかったです。
最後にはBright Starsの選手の方々から、参加者に向けてメッセージをいただきました。そのメッセージに励まされ、「また明日から、テラ・ルネッサンスでの職業訓練を頑張りたい」と話す受益者の方もいました。
本イベントを通して、改めてスポーツが持つ可能性を実感しました。後編ではサッカー教室に参加したある元子ども兵にフォーカスしてお伝えしていきます。
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記事執筆
アフリカ事業部・インターン
田畑 勇樹