仕事を提供することで、暮らしを守る!【緊急支援プロジェクト】
ウガンダ、グル。
市場が新型コロナウイルス感染拡大防止のために閉鎖されてしまいました。
写真のように、綺麗にシャッターが下り、ガラガラになってしまいました。食品販売フロアは、現在も営業しているようですが、通常の半分くらいの人出です。
【写真(左):普段のグルの市場】
【写真(右):閉鎖後のグルの市場】
このマーケットでは、テラ・ルネッサンスが運営する「元子ども兵社会復帰支援センター」を卒業した元子ども兵たちや訓練生も洋裁店を開いていたのですが、店舗休業により収入を絶たれています。
そこで、同センターで洋裁技術訓練を習得していた元子ども兵(卒業生)を中心に、「布マスク」を制作を依頼(発注)しました。
センターで洋裁技術訓練講師をしているジョセフが「布マスク」サンプルを作ってくれました。
キテンゲと呼ばれるアフリカスタイルの布を使い、カラフルなものができあがりました。
*ジョセフは、元子ども兵。同センターで洋裁技術訓練を受け、卒業後、洋裁店を開店。
その後、「洋裁技術を教える先生になりたい」という夢を叶えるため、
テラ・ルネッサンススタッフ(洋裁技術講師)に。
このように、仕事を提供することで、当面の生活費を稼いでもらおうと予定しています。
また、買い取ったマスクは、ウガンダ北部地域の病院へ寄贈する予定です。
同じような施策を、コンゴ民主共和国でも開始すべく、テラ・ルネッサンス コンゴ事務所で準備を始めています。
「新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト」では、皆さんのご寄付をもとに、感染予防と同時に、感染防止政策によって影響を受ける人々の「暮らし」を守るための施策も進めていきます。
◆アフリカにおける感染拡大を防ぎ、人々の暮らしを守りたい
私たちはいま、ウガンダとコンゴ民主共和国で新型コロナウィルス対策緊急支援プロジェクトを実施しており、【 1,900万円 】の活動資金を必要としています。
現在【 13,117,500円 】のご支援をいただいており、あと【 約589万円 】の活動資金が必要です。(5/1時点)
新型コロナウイルスの感染防止と、脆弱な立場に置かれている人々の社会的、経済的ダメージを少しでも減らすため、つまり、一人ひとりの「いのち」を守るために、皆さまのご支援をお寄せください。
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記事執筆/
小川真吾