コンゴ、中央カサイ州で紛争被害女性の生活をサポート。【緊急支援プロジェクト】
コンゴ、中央カサイ州の様子です。
引き続き、手洗い設備の設置や衛生用品の配布、啓発ポスターの掲示を行っています。
写真:手洗い設備と啓発ポスターを配布している様子
そんなコンゴのカサイ州では、社会経済的な制約の中、多くの貧困層が最低限の生活すら難しい状況になっています。
私たちの施設で、今年、ようやく自分の洋裁店を開業することができた紛争被害女性のメンバーも大きな打撃を受けました。
紛争で、夫や子どもを無くし、絶望していたところから技術を習得し、ようやく収入を得始めた矢先にコロナショックが起こったからです。こちらでは、彼女たちにマスク作りの仕事を提供して、その収入でなんとか生活を維持してもらえるようにサポートしています。
写真:マスク作りをしている女性たち
まずは、3500枚のマスク生産が完了して、今、それらのマスクを重症化のリスクが高い高齢者や、病院や診療所などに配布しています。
これからもさらに、1万枚程度を作成する仕事を提供していく予定です。
先行きが見えない状況ではありますが、感染予防の活動とともに、中長期的に、彼女たちが紛争、コロナを乗り越えて、自らの力で暮らせる日が来ることを願って活動を続けていきます。
報告:小川真吾
◆アフリカにおける感染拡大を防ぎ、人々の暮らしを守りたい
アフリカの感染拡大を防ぎ、人びとの命を守るため、長らくみなさまにご寄付のお願いを続けていた『新型コロナウイルス対策緊急支援プロジェクト』。
この度、皆さまのお力添えにより、第2目標としておりました1,900万円を達成することができました!
心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
世界を新型コロナウイルスが覆う今、当面の資金を集めることができたことによって、現場に支援を届けることができるので、胸をなでおろす気持ちでいると同時に、私たちが担う責任を感じる次第でございます。
ただ、当面の資金は集めることができたものの、 今後の状況次第では、さらなる資金が必要となることが想定されます。
ぜひ引き続き、お力添えのほど、どうぞよろしくお願いいたします。
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