「想い」とつながる場所 啓発事業部 インターン 高口
只今、行なっているファンクラブキャンペーンのテーマ【「社会」とつながる場所】に因み【「〇〇」とつながる場所 】と題し、テラ・ルネッサンスに関わる人々にとって「テラ・ルネッサンス」とどのような事につながりを感じているのか聞いていきます。
野球を通して「想い」とつながる
こんにちは、テラ・ルネッサンスインターンの高口です。7月から当会で勤務を開始し、2ヶ月が経とうとしております。個人的に今年は時の流れが早く感じますが、みなさまはいかがでしょうか。
普段は、書き損じはがき、使用済み携帯などの家にある身近なものでご寄付していただく”めぐるプロジェクト”の業務や、月次レポートなどのブログ投稿をしております。素晴らしい職員、優しい先輩インターンに囲まれながら日々精進しております。
新型コロナウイルス拡大の影響で、今年度の春夏甲子園大会が中止になりました。やりきれない高校球児がたくさんいらっしゃったと思います。
私も、小学2年生から大学4年生まで野球をしており、高校野球は特別なものでした。高校最後の試合が終わり、相手校の校歌を聞きながら泣いていることですら幸せだったのだと、今回の出来事で気づきました。私は、野球を通して様々な「想い」とつながってきたのではないかと思います。
例えば、試合をしているとき、監督とノックをしているとき、チームメイトとキャッチボールをしているとき、試合前に両親が作ってくれたお弁当を食べているとき、試合が終わって応援してくだった方々に挨拶しているときなどたくさんの場面でたくさんの「想い」とつながることが出来きていました。
野球を通して様々な「想い」とつながり、今の私があるのだと思います。
写真:大学在学中に野球をしている様子
「想い」とつながる、「想い」をつなぐ
テラ・ルネッサンスを通しても、たくさんの「想い」とつながることができます。直接会ってお話することはできませんが、当会に携わるすべての方々から様々な「想い」をいただいております。
例えば、職員やインターンの方々の、本当に小さな地道な作業にもかかわらず、一生懸命に取り組む姿から世界平和を実現するという「想い」、支援者の方々から送られる書き損じはがき、使用済み携帯やそれらに同封されているお手紙から世界平和を願う「想い」、現地のスタッフから送られる現地の様子や現地の方々からの声からは変わりたいという「想い」や支援をしてくださったみなさまに対する感謝の「想い」などです。
これらすべての「想い」をつなぐことが私達の使命であり、私の役割であり、世界平和への小さな一歩だと考えております。
また、これらのことに気づかせてくれたのも、当会に携わているすべての方々のおかげです。大学を卒業してからやりたいことができず、一緒に大学を卒業した同期の活躍を見ていると、自分は何をしているんだと悩むことがありました。
しかし、テラ・ルネッサンスで勤務させていただくことで、自分のやるべきことがだんだんとわかってきました。本当にありがたいことだと感じております。
私にとってテラ・ルネッサンスは、ひとつひとつ「想い」とつながり、「想い」をつなげ、私自身の「想い」もたくさんの人と共有することができる大切な場所です。
世界には目を背けたくなる問題が山ほどあり、決して一人では解決できません。平和を実現したい、問題を解決したい、そんな風に「想い」を抱いている方々とともに歩んで行きたいです。
写真:京都事務局にて
記事執筆/
啓発事業部 インターン
高口 望
ファンクラブキャンペーン2020実施中!
設立から19年。
アジア、アフリカ、そして日本で、紛争で傷ついた人びとや被災した方々の自立、復興を目指して一人ひとりに寄り添い続けてきました。
これらの活動はいつだって、日頃からご寄付などさまざまな形でテラ・ルネッサンスとつながってくださる皆さまの想いによって実現されてきました。
そして応援してくださるみなさまにとって、テラ・ルネッサンスは遠く離れた国の課題、そして社会と、皆さまの想いをつなげる場所になれていたのではないか。だからこそ共感した仲間があつまり、あたたかい応援を寄せていただくことができたのではないかと考えています。
設立20年を間近に、私たちは活動を継続的に応援いただける仲間(=ファンクラブ会員)を増やしていきたいと考えています。
ファンクラブ会員としてご支援をお願いしたい理由は二つです。
一つは、毎月のご寄付によって「社会とのつながりを忘れないでいられる方法」だから。
もう一つは、毎月のご寄付をいただくことで、新型コロナや災害のような突発的な危機が起こったときも、より安定的な活動をすることができるからです。
テラ・ルネッサンスでは、8月1日から9月30日までファンクラブキャンペーンを実施しています。ぜひ、この機会に、ファンクラブ会員として、一緒に活動を進める仲間になっていただけませんか。