「知らない世界」とつながる場所 ファンクラブ会員 中須俊治さん
ただいま行なっているファンクラブキャンペーンのテーマ【「社会」とつながる場所】に因み【「〇〇」とつながる場所 】と題し、テラ・ルネッサンスに関わる人々にとって「テラ・ルネッサンス」とどのような事につながりを感じているか聞いていきます。
今回はテラ・ルネッサンスのファンクラブ会員である中須俊治さんにお話を聞きました。
中須さんは株式会社AFURIKA DOGSを立ち上げ、アフリカ大陸と日本を往復し、トーゴ共和国の伝統布を、京都の染色技術と組み合わせた商品の開発をおこなっています。また、生産プロセスを巡るツアーを企画し「体験型のファッション事業」も展開しています。
精力的に活動している中須さんの「知らない世界」との出会いやテラ・ルネッサンスが中須さんの「知らない世界」とどのようにしてつながったのかをお話しいただきました。
人生を豊かにしてくれる挑戦の世界へ
ーー中須さんと「知らない世界」の出会いを教えてください。
ぼくの人生で大きな転機となったのは、2012年の大学3年が終わったとき、グローバル人材を求められる就職活動に嫌気がさして向かったのがアフリカ大陸でした。そこは当時のぼくにとって「知らない世界」で、好奇心をくすぐられながらも、期待と不安が入り混じった気持ちを感じながら生活がスタートしました。
そこでぼくはたくさんの人に出会って、綺麗な景色と、目を覆いたくなるような景色を見て、社会人になった今では、トーゴ共和国という国で会社を経営するようになりました。ビクビクしながら踏み入れた「知らない世界」は、人生を豊かにしてくれる挑戦の世界へと、ぼくを導いてくれました。
「知らない世界」とつながる場所
ーー中須さんにとって「知らない世界」と「テラ・ルネッサンスを支援すること」はどのようにつながっているのかお教えください。
テラ・ルネッサンスさんの存在は、10年くらい前に「平和をつくる仕事をしている人がいる」と父から聞いて知りました。啓発事業部の島くんとは学生時代の友人で、同じサークルのメンバーの結婚式で再会したときに仕事の話になって、気づいたらファンクラブ会員になっていました。同じアフリカ大陸をフィールドに仕事をする仲間として、とても刺激を受けています。
テラ・ルネッサンスさんを支援することも、ぼくにとっては「知らない世界」への入り口に立ち、人生を豊かにしてくれる大切なチャンスです。おなじアフリカ大陸でのプロジェクトをサポートしながら「ぼくもまだまだやれる」と奮い立つことができます。
活動報告のレポートを拝見して「これだけ知恵を絞って前に進むこともできるのか」とハッとさせられたりします。できる・できないで判断せず、「やる」と決断することの尊さを垣間見たりもします。
テラ・ルネッサンスさんをとおして「知らない世界」とつながることで、ぼくも誰かの背中を押せる挑戦をしていきたいと思います。
さらなる「知らない世界」へ
ーー中須さんの今後の展望をお聞かせください!
さらなる「知らない世界」へと踏み出すため、初めての常設店舗をつくろうと動き出しています。小さいお店ながら、大きな挑戦です。
京都在住・トーゴ共和国出身の仕立て屋・デアバロさん、世界一お洒落なジェントルマン「サプール」で有名なコンゴ民主共和国でファッションデザイナーとして活躍していたパトリックさんとともに「日本でいちばんアフリカを感じられるお店」をオープンしたいと思っています。
イノベーション&インクルージョンな未来へ向けて、志を同じにする人たちと前に進んでいきます。ぼくたちのお店が、だれかにとっての「知らない世界」の入口になれるよう精いっぱいアクションを起こしていきます!
【AFURIKA DOGSの奮闘が一冊の本に。『Go to Togo 一着の服を旅してつくる』】
ファンクラブキャンペーン2020実施中!
中須さんにとってテラ・ルネッサンスは「知らない世界」とつながる場所と語っていただきました。私たちも中須さんを通して「知らない世界」つながることができています。
また、中須さんのようなファンクラブ会員のみなさまの継続的な応援のおかげで、私たちはアジアの地雷被害者やウガンダの元子ども兵の方々が「知らない世界」に触れるきっかけを提供することができています。
そして、これからも世界中のより多くの人が「知らない世界」とつながるためにより多くのファンクラブ会員のみなさまと一緒に歩みを進めてまいりたいと思います。
テラ・ルネッサンスでは8月1日から9月30日までファンクラブキャンペーンを実施しています。この機会に、是非私たちと一緒に活動していただければと思います。
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インタビュー・編集/
啓発事業部 インターン 福井妙恵