【ブルンジ】若者の協同組合の支援を開始しました!
【アフリカレポート/2020年08月_Topic01】
新型コロナウィルス感染拡大の影響で、一時期はブルンジ事務所の現地職員も在宅勤務となっていましたが、徐々に活動を再開することが出来ました。(ただ、空港もまだ閉鎖しているため、私はまだ日本から遠隔で業務を進めています・・・)
そんな中、新たに、事業地域で活動する、既存の協同組合員の支援を開始しました。組合員は全員若者で、ある程度は教育も受けてきましたが、就職難により仕事が得られず、みんなで力を合わせて収入を得ようと、数年前に設立し、農業や売店経営などを行っています。
しかし、資金面での課題などにより、十分に活動が出来ていない中、協働しているキガンダ郡事務所にも繋いでもらい、組合の支援を行うことになりました。
組合として収入を向上すべく、組合員にヒアリングをしたところ、パソコンを使った印刷屋を営むための技術訓練や、養豚など様々な要望が聞かれましたが、最終的に養豚訓練を実施することにし、8月より開始しています。
他にも、これまでの受益者のビジネスの状況をモニタリングし、彼らのビジネスがうまく行くよう、継続して支援を実施しています。
新型コロナウィルス予防対策として、外出禁止令はブルンジでは発令されていないものの、農作物などの物価は上昇しており、国民にとっても厳しい日々は続きますが、何とか彼らのビジネスが安定し、収入が得られるよう、スタッフ一同、頑張っていきます。
(報告:古岡繭)