【応援セミナーVol.3】かわいい(kawaii)で、[チーム]と[世界]に変化をもたらす。一人ひとりの可能性を育み、一体感あるチーム(世界)を育むヒント 小巻亜矢✕鬼丸昌也
テラ・ルネッサンスは、たくさんの方からの応援の下、日々活動を続けることが出来ています。いつもあたたかいご支援、ご声援を、本当にありがとうございます。
テラ・ルネッサンス 応援セミナー
昨年暮れ、そんな私たちの活動や理念に共感・賛同くださる方々と、様々なテーマで弊会創設者 鬼丸昌也が語り合う「テラ・ルネッサンス 応援セミナー」を、4回シリーズでオンラインにて開催いたしました。
第三回は、株式会社サンリオエンターテイメント代表取締役社長、またサンリオピューロランド館長である小巻亜矢さんをお招きし、「かわいい(kawaii)で、[チーム]と[世界]に変化をもたらす。一人ひとりの可能性を育み、一体感あるチーム(世界)を育むヒント」について、お話しいただきました。
皆さんは、テーマパークのショー(パレード)で涙したことはありますか。
サンリオピューロランドのパレード「Miracle Gift Parade」。
悪をやっつけるのではなく、一人ひとりの「かわいい」「なかよく」「思いやり」という想い(願い)をつなげ、悪を包み込み、善へと変えていく。勝ち負けで、問題を解決するのではない、暖かなストーリーが胸に迫ってきます。
更にいうと、「かわいい」「なかよく」「思いやり」は、サンリオさんが創業以来、大切にしている考え(価値観)。その考えが、パレードのあらゆるところに反映されています。
企業理念が隅々まで行き届いている。それは、容易なことではありません。その間、どれだけの努力を、サンリオピューロランドのみなさんが積み重ねてこられたのか。そのことに想いをはせると、魂が震えます。
このようなチームをつくってきた中心にいたのが、小巻亜矢さんです。小巻さんが、サンリオピューロランドを始めとする同社で働く一人ひとりの可能性(個性)を認め、育むというプロセスを、丁寧に積み重ねたからこそ、理念を大切に共有するチームをつくることができたのだと思います。
今回、一人ひとりの可能性(個性)を活かし、理念に基づく一体感あふれるチームを育むためのヒントを、小巻さんの経験からお話しいただくことになりました。さらに、「かわいい」「なかよく」「思いやり」を大切にする同社が、SDGs(持続可能な開発目標)の達成に、本気で取り組んでいる背景にある「想い」も伺いました。
新型コロナウイルスの感染拡大や米中対立など、世界各地で「分断」が進む中、「かわいい」「なかよく」「思いやり」といったソフト・パワー(柔らかなちから・価値観)で、世界を結びつけることができるのか、その可能性を探ることが出来たと思います。
※セミナーの様子は以下よりご覧いただけます。
互いに支え合う社会を願って
当日は、参加者の皆さまからコメントで活発な質疑応答やご意見を頂戴しました。そのひとつひとつが、私たちにとって学びであり、今後も活動を続けていく勇気と原動力になります。本当にありがとうございます。
テラ・ルネッサンスは、コロナ禍においても、引き続き紛争や災害により被害を受けた方々の、一人ひとりの可能性を信じ、自立に向けた支援を続けています。
日本もそうですが、元々支援が必要な人々にとって、新型コロナウイルス感染症による生活への影響は大きく、”命”と”暮らし”が脅かされています。
様々な困難を抱えながらも、それでもなお、”生きよう”とする人々は、私たちの願う平和な世界への”希望”です。これからも、彼ら・彼女らに寄り添った支援を続けて参ります。
そして、コロナが落ち着き、社会が再び動き出すときに向けて、互いに支え合う力を社会に育んでいきます。
そうした活動を続けていくためにも、皆さまのお力をお貸しいただけないでしょうか。 ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
*認定NPO法人テラ・ルネッサンスを応援するための「感謝月間(冬季募金)」への協力を呼びかける趣旨に賛同した、小巻さんのご協力で本セミナーは実現しました。心から感謝申し上げます。
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記事執筆/
啓発事業部
藤森 みな美