【ウガンダ】ビジネス開始に向け、南スーダン難民の職業訓練も終盤へ
【アフリカレポート/2021年1月_Topic02】
南スーダンとの国境近くのアジュマニ県の職業訓練施設は、新型コロナウイルスの影響で新規の訓練生の受け入れを停止していましたが、11月から訓練を再開することができました。
当初の予定よりも2ヶ月ほど、訓練施設内での訓練期間が短くなってしまいましたが、その分の時間を埋めようと生徒たちは一生懸命訓練に取り組んでいます。
訓練期間も終盤を迎え、最初は、荒削りだった製作物も段々と商品らしい立派なものになってきました。生徒たちが自分たちが作った製作物を見せてくれる時、とても誇らしげな顔をしてくれるのでとても嬉しい気持ちになります。
↑溶接クラスの生徒。自分たちで作った製作物の前でポーズを決めてくれました。
4月末にはどのクラスも個人やグループで店舗をもち、ビジネスを開始します。これまでは施設の中で訓練として商品を作って来ましたが、これからは自立に向け、商品を売り、ビジネス精神を養うことが大切です。
そのため先週からビジネス講習やビジネスプランの作成を始めています。訓練で技術を身につけるのと同様に、ビジネスをするスキルはとても重要です。
今後も南スーダン難民とホストコミュニティの方の自立を支えることができるよう精一杯活動していきます。
奥田 彩花