【ウガンダ】ビジネス成功の鍵となる、グループ活動に向けて
【アフリカレポート/2021年4月_Topic01】
ウガンダアジュマニ県にある難民居住区の生徒たちは、4月末にビジネス開業に向けたグループ登録会に参加しました。現在、難民居住区の訓練生たちは、6つあるクラス(木工大工、溶接、レンガ積み、養豚、洋裁、編み物)内でグループ分けをしており、今後は居住区の周辺地域に分散してビジネスを開業する予定となっています。そこで、4/23に各地域でビジネスを開くための登録会が行われ、会場にはパケレ町役場の書記官や、ザイピ副郡の地域開発オフィサーが出向いてくださり、訓練生、講師全員が参加しました。
↑真剣に話を聞く生徒たち
役所の方からは、多大なサポートをしてくださっている日本の方々や、講師を含む職員の働きへの感謝が最初に述べられ、その後グループとして活動する意義やそ難しさ、グループ活動の効果などについて講義していただきました。
講義の中では、一貫して「グループの”仲間”と協力すること」「自分だけでなく仲間のためにも(仕事において)積極的に動き努力すること」が大切だと伝えてくださいました。訓練生たちも、時には役所の方のユーモアに笑いながらも、真剣に話を聞きながら自分たちのビジネス開業にやる気をみなぎらせていました。
↑左からパケレ町役場の書記官、ザイピ副郡の地域開発オフィサー、当会スタッフ
最後は各グループに認定証が授与されました。
みんな嬉しげに、誇らしそうな顔で証書を受け取っていました!私も嬉しくなり、これから楽しみだろうなと少しみんながうらやましくもなりました。
皆さまのご支援のお陰で、新型コロナウイルスの影響で一時延期してしまった訓練を無事に進めることが出来ています。ビジネスを開業し軌道に乗せていくというまだまだこれからが本番の時期でもあります。彼らとともに頑張っていきますので引き続き応援をよろしくお願いいたします。
野田 怜弥