【ウガンダ】訓練終了に向けた、ファイナルテストを実施中
【アフリカレポート/2021年4月_Topic02】
ウガンダ・グル県にある施設、スマイルハウスでは、元子ども兵たちが木工大工、洋裁/服飾に分かれて職業訓練を行っています。昨年10月に再開した第10期生の訓練ですが、5月末で、施設内での訓練は終了します。今回は、訓練終了に向けて行っている実践テストの様子をお届けします。
普段であれば外で子ども達が遊び、教室でも会話をしながら楽しそうに訓練をしている彼ら彼女たちですが、約2週間のテスト期間は課題の作品を作るために集中して作業を進めています。服飾のあるクラスでは試験用紙に参考の絵が書いてあり、それを手本に布にパターンを縫っていました。
↑試験用紙を見ながら作業を進める様子
洋裁のクラスの試験用紙には絵はなく、文字で細かく指示された課題のドレスを作るものでした。定規で長さを測りながら丁寧にお題のドレスを仕上げていきます。
↑洋裁クラス試験の様子
木工大工のクラスの一つでは折り畳み式の椅子を作っていました。
約2週間のテストで今までの努力を最大限発揮し、来月からの開業に備えていきます。日本の皆さまもコロナ禍で大変な中、いつも支えてくださってありがとうございます。皆さまのサポートによりビジネス開業に着実に近づいています。開業後も彼ら彼女らと頑張り、その様子をお伝えしていきます。
野田 怜弥