【コンゴ】国連開発計画(UNDP)とともにレジリエンス向上を目指して
【アフリカレポート/2021年11月_Topics.01 】
コンゴの人々は、紛争、自然災害、貧困、コロナ禍、マラリア、エボラ出血熱・・・と数え切れないほどのリスクと困難を抱えています。世界中で騒がれているコロナ禍が相対的に小さな問題と思えてしまうほど、コンゴでは、それ以外のリスクにより、多くの命が奪われています。(マラリアによる死者数だけでも、コロナ感染による死者の90倍近く!)
特に紛争の影響を受けている南キブ州と中央カサイ州の人々は劣悪な環境に置かれており、今年9月から国連開発計画(UNDP)とのパートナーシップにより、両地域で脆弱な人々のレジリエンスを向上するためのプロジェクトを開始しました。
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紛争だけでなく洪水の被害により人々の暮らしが破壊されてしまった地域での診療所や学校、橋など住民にとって欠かせないコミュニティインフラの整備や、脆弱な人々がリスクや困難に直面しながらも、生計を向上・維持していくための技術訓練、生計向上支援などを行っています。
上の写真は、南キブ州で紛争、洪水被害を受けた地域での護岸工事、橋建設の様子です。これらの建設作業には大きな建設機材は使用せず、資機材の運搬以外は、全て現地の人々の手作業によって進めています。400名以上の方々に仕事の機会を提供すると同時に、脆弱な状況に置かれていても彼ら彼女らの力でコミュニティを再建していってほしいと願っています。
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↑事業開始前の様子
比較的、「のんびり屋さん」が多いと感じるコンゴの人たちですが、たった2ヶ月半で、護岸工事と橋の建設の3分の2が完了しました!!上の写真が事業前、下が現在の同じ場所の写真です。
この地域では紛争や洪水により、多くの人々が直接的に家族や家を失うなどの被害を受けているだけでなく、その影響により貧困から抜け出すこともできず、結果、子どもたちに十分な栄養を与えることもできず、いまだに多くの子どもたちが予防もしくは治療可能な病気や感染症で命を失うという状況が続いています。
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↑現在の橋建設の様子
これまで、このプロジェクトを進めてきて、地元の人々が、自分たちのコミュニティを少しでも良い状態にしたいという思いを感じています。こうした思いをに応えられるようにテラ・ルネッサンスも引き続き、コンゴでの事業を続けていきたいと考えています。
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記事執筆/
コンゴ民主共和国 ブカブ事務所
小川真吾