【ブルンジ】現地スタッフ主催の20周年イベント!~ブルンジ事務所の裏側~
【アフリカレポート/2021年12月_Topic01】
2021年12月18日、現地スタッフ発案・主催の20周年イベント「Unity in Diversity」〜現地目線で語る、テラ・ルネッサンス20年の活動と成果〜が開催されました!
今日はそのイベントの裏側、ブルンジ事務所の様子をお届けしたいと思います♪
当日は訓練生も招待し、みんなで一緒に各国の報告を聞きました。
訓練生は英語を理解できないため詳細は理解できていませんが、各国でサポートを受けて自立した人々の報告動画を真剣に見ている様子が印象的でした。
ちなみに一番盛り上がっていたのはラオスチームがラオス料理の実演をしていたとき。
歓声・拍手が沸き起こり、ある現地スタッフは「あの材料はブルンジにもあるぞ!」とかなり興奮していました(笑)
↑イベント会場の様子
ブルンジ事務所の順番がまわってくる5分前には現地スタッフ総立ちでスタンバイ!
また代表して報告してくれたプロジェクトコーディネーターのパシフィックは、びっしりと文字の詰まったカンペを用意していました(笑)
その上でできるだけカンペは見ないように発表しており、彼の真面目な性格を感じました。
↑活動報告をするパシフィック
オンラインイベントの後は、ブルンジ事務所だけでお祝いの時間。
こうしたイベントの際はテラルネスタッフからスピーチをすることが多いのですが、今回は訓練生にもスピーチをしてもらいました。
「イベントどうだった?何か話したい人いる?」と聞くと、数人がスピーチをしてくれました。「路上で生活していたが、訓練を通してできることが増えていて嬉しい(バイク整備訓練生)」「障がいのある自分がこんな支援を受けられると思っていなかったからとても嬉しい(洋裁訓練生)」といった声をもらいました。また、すぐに立って堂々と話す人、他の訓練生に突っつかれてようやく前に出て、モジモジしながら話す人、いろんな個性も垣間見ることができました。
↑スピーチをする洋裁訓練生
最後に私達からも「テラ・ルネッサンスの卒業生の中には地雷で手足を失った人も、子ども兵として闘わされていた人もいる。けれども今みんながビデオで見たように、多くの人が今は自立して自分の力で収入を得られるようになっている。”ひとり一人に未来をつくる力がある”これが私達が大事にしている考え方であり、それはみんなの中にもある。これからも訓練がんばっていこう!」と伝えました。
職業訓練は11月中旬から始まり、今訓練生たちは一生懸命技術や知識の習得に励んでいます。1人ひとり性格も状況も異なるため、これから彼ら彼女らの自立に向けて、1人ひとりに寄り添った支援をしていきたいと思います。
今月もありがとうございました。
次回こそは、職業訓練の様子をお伝えしていきます!
---------------------------
記事執筆/
海外事業部アフリカ事業担当
川島綾香