【ブルンジ】2年目受益者43名の受け入れ開始!
【アフリカレポート/ブルンジ】
早いもので2年目に突入した子どもの保護と自立支援プロジェクト。
6月下旬から2年目の新しい受益者43名の受け入れを開始しました!
訓練内容は1年目と同じ洋裁・バイク修理・小規模ビジネスの3種類。
2年目の受益者の中には、ストリートチルドレンはもちろん、シングルマザーや路上で生活するうちに大人になった若者もいます。受益者を狭く定義せず多様な人々を受け入れるのは、今目の前に見えているストリートチルドレンの問題、そして未来に起こりうる問題(ストリートチルドレン予備軍)の解決にもつながると考えているからです。
↑スピーチを行う受益者代表の男の子
次の写真は洋裁訓練に励む男の子。
昨年テラ・ルネッサンスがプロジェクトを始めることを噂に聞いた時は「どうせ大したことないNGOだろう。訓練に参加して時間を無駄にするよりも、日雇いの仕事や今できることをやって稼いだ方がいい」と思って参加しなかったそうです。ですが、実際に弊会の職業訓練を受けてビジネスを始めた1年目の受益者を見て、「自分も自分の暮らしを変えたい!」とテラ・ルネッサンスの施設にやってきました。
新しい事業地での活動も2年目を迎え、パートナー団体である自治体や住民が以前よりも期待や信頼を寄せてくれていることを感じます。また、新しく受け入れた43名一人ひとりがそれぞれに異なる想いをもって訓練に参加しています。
そうした期待に応えるべく、そして私たちを信じてご寄付を託してくださっている皆さんの想いに応えるべく、これから職業訓練や家庭訪問などの活動を、一つひとつ丁寧に行っていきます。
↑1年目洋裁訓練生
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記事執筆/
海外事業部アフリカ事業担当
川島綾香