【佐賀】汗とともに世界に希望を!新佐賀事務所で実る「真夏の果実」
【国内レポート/2022年6月】
みなさん、こんにちは。佐賀事務所の張嬋(チョウ セン)です。
皆さんすでにご存知かも知れませんが、7月に、私たちは新たな佐賀事務所を立ち上げることになりました。昨年から包括連携協定を結び、一緒にグローバル人財育成事業を行なってきた東明館学園の校舎内に新・佐賀事務所を移転しました。
真夏の暑さの中、東明館高校の方との調整、事務所用品の搬入など、東明館の皆さんからも多くのサポートをいただき、 本当にありがとうございました。
私自身も、事務所のデザインと家具の選定・購入を任されるのは初めての経験で、いろいろ調べて事務所開設を完了できた際の達成感は、今後のモチベーションにもつながっていくと信じてます。
嬉しいことに、先月来日したばかりのjimmyも今回の準備に携わってくれました。物資調達のついでに お気に入りの時計と靴をリサイクルショップで手に入れたジミーさんの様子はとても印象的でした。 日本での生活の忘れられない思い出になればと思います。
事務所の初期準備が終わった後、みんなで写真を撮りました。
↑佐賀事務所メンバー
佐賀事務所の仕事の多くは、人財育成に関わるもので、主な提携高校は、佐賀県の県立致遠館高校と東明館高校です。 そして、それらの事業を支えるふるさと納税に関する業務も含まれ、佐賀県各地での講演も精力的に展開されています。
佐賀県内でも様々なところから講演の依頼が来ていますが、今回のように、小さな島の小中学校に出向いて講義をする経験は、私たちにとってもとても珍しいことでした。 そこで、この記事をお借りしてご報告させていただきます。
今回は、馬渡島の小中学校から依頼を受けました。馬渡島は佐賀県唐津市に属し、佐賀県の最西端にある、佐賀県で最も大きい島です。古くから人々が居住してきたと考えられ、昔の遣隋使、遣唐使の船の休憩地ともされてきました。
2021年の調査によると、この約4.24km2の小さな島には、約295人が定住しているそうです。馬渡島で唯一の重要な学校である馬渡島小中学校には15人の生徒がおり、最年少は小学校5年生です。
名護屋から小さなフェリーに25分ほど乗って、島に乗り込みました。 さっそく港で出迎えてくれた坂田先生との出会いも嬉しかったです。まだ講演が始まるまで時間があったので、坂田先生の案内で島内を見学しました。 先生の紹介で、私たちもこの美しい島を少しずつ理解できるようになりました。
当日(7月14日)14時30分より講演を開始しました。
今年4月に入職してから、私も共に講演活動に参加してきましたが、毎回の講演でjimmyと佐々木さんの話の内容を聞くたびに、私自身新しい勉強になるような気がします。また、講演会を通じて、子ども兵について徐々に理解し、日常生活で「自分達に何ができるのか」を考えてくれる学生たちをとても誇りに思っています。
「子ども兵」。この言葉を初めて聞く人にとって、まずは「知ること」が何よりも大事だと思います。正直、私たちがひとりが持ってる力は微力だと思いますが、今回のような講演活動を通じて関心の輪を広げることにより、より多くの人びとに「知ってもらう」ことで、微力を勢力に変え、より多くの希望が生まれると思います。
汗とともに世界に希望を!新佐賀事務所で実る「真夏の果実」を楽しみにしています。
最後に、新・佐賀事務所へようこそ! これからもよろしくお願いします!
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記事執筆/
佐賀事務所 グローバル人財育成事業室/政策提言室
張 嬋(チョウセン)