【カンボジア】動き出した日本の高校生たちが考えたプロジェクト
【レポート/カンボジア】
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カンボジア王国バッタンバン州カムリエン郡ロカブッス村のモデル・ファームで、11月に入り、佐賀県東明館高校の高校生たちが考えてくれたプロジェクトが動き出しました。
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↑8月に完成したコンポストを製作する小屋
そのプロジェクトは、痩せ地のロカブッス村の土壌を改良するコンポスト作りです。コンポストを製作する小屋を、8月に建設しました。
8月には、村の大学生や高校生の2名への訓練もかねて、コンポスト作りを開始しましたが、9月、10月と雨季でかなりの雨が降り、モデル・ファームも一部浸水したため、雨季が終わるのを待っていました。
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コンポストの材料は、村の中に生えている草木や竹林の中の竹の葉っぱが蓄積してできた堆肥、そして家畜銀行として貸し出しているヤギや牛、豚などの家畜の奮を活用しています。材料は、どれも村の中で手に入るものばかりです。
モデル・ファームで8月、9月には、畝立てをしましたが、痩せ地のカチコチの土壌で作業するのは重労働でした。そして、畝立てしたところに、11月になってから製作したコンポストの有機肥料を、投入しました。
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これにより同時に育苗していたトマトや茄子、唐辛子の苗木を植える準備ができました。これから葉物野菜、冬瓜、とうもろこしなど、いくつかの野菜を栽培していく予定です。
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高校生たちの考えてくれたプロジェクトが、やせ地で栽培が難しかった野菜の栽培にどれだけ変化をもたらしてくれるか、今から楽しみです。
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記事執筆/
海外事業部
江角 泰
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