【ウガンダ】着々と技術を向上する、元子ども兵たち
【アフリカレポート/ウガンダ】
↑木工大工クラスの受益者が制作したソファ
職業訓練施設に行って、私自身もとても驚きましたが、これらは、木工大工クラスの受益者の方々が訓練で制作したソファなのです!
木材での型作りから、クッションやカバー部分をつける部分まで、すべて、彼ら自身の手で作業しています。
↑受益者自身の手でソファを制作する様子
訓練開始当初は、工具の名称などの座学が中心でしたが、徐々に実践クラスに入り、半年でお客さんを惹きつけるのに十分な質の家具を作れるようになりました。
テラ・ルネッサンスでは、職業訓練で身につけた技術を通して、受益者自身がビジネスをして、収入を向上するサポートをしています。(経済的自立)
またそれに加えて、週に1回、平和教育の授業も提供しています。彼ら彼女らが自身のコミュニティに戻った時に、周囲の人々と良い関係性を築きながら生活をしていけるようにするためです。(社会的統合)
この日の授業テーマは、「アンガーマネジメント」でした。他者との間で争いが起こった時に、どう怒りをコントロールして、対話をしていくかという議論になりました。
↑平和教育の授業の様子2
引き続き、受益者一人ひとりに寄り添いながら、経済的自立・社会的統合を促進する、社会復帰支援を続けてまいります。