【ブルンジ】UN Womenブルンジと共に事業を実施&完了
【活動レポート/ブルンジ】
2022年度、日本政府の補正予算より支援を受けたUN Womenブルンジのパートナーとして、帰還民や国内避難民の食料・医療などの緊急ニーズを満たし、尊厳を高めるための支援を行いました。このプロジェクトは2020年にも弊会がUN Women ブルンジのパートナーとして実施した活動のフェーズ2プロジェクトであり、よりブルンジの人々のニーズに応えるためのものでした。
テラ・ルネッサンスは、ニーズ調査をした上で、ブジュンブラ県において1272名に対して4回の物資支援を行いました。物資の内容は、豆・米などの食料、ノート・ペンなどの学用品、生理用ナプキン・石鹸などの生活必需品、そしてお鍋や畑を耕すための鍬(くわ)など、出来るだけ受益者ニーズに細かく応えられるように物資調達を行いました。
↑ニーズ調査の様子
最終4回目の物資供与式には、在ルワンダ日本大使館の方にもご出席いただき、地元メディアも取材にくるなど、ブルンジにおいて日本がどのような支援をしているかをブルンジの人達に知ってもらう良い機会にもなりました。
今回の支援は緊急支援であり、また短期間のプロジェクトのため、国内避難民を生み出す問題の根本的な解決にまで踏み込むことは難しかったです。しかしながら、少しでも現状の生活を良くすべく、限りある時間と予算の中で多くの人に支援を届けることができました。その中で、支援をする側も支援の受け手も、それぞれが日々できることを1つ1つ積み重ねて、よりよい未来をともにつくっていけたらと強く感じました。
これからもテラ・ルネッサンス独自のプロジェクトと共に、他機関や他団体とのコラボレーションも積極的に行いながら、ブルンジの人々の未来をつくる力がより輝くような支援ができればと思います。
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記事執筆/
海外事業部アフリカ事業担当
川島綾香