アフリカの学生への活動紹介を実施
この度ご縁があり、京都大学が東京外国語大学と共に実施する「アフリカにおけるSDGsに向けた高度イノベーション人材育成のための国際連携教育プログラム」の学外研修の一貫として、京都大学に招聘されたアフリカからの短期交流学生13名に対し、英語で当会のアフリカでの活動紹介、事務所案内をする機会をいただきました!
私の方で活動紹介、元ウガンダ事務所長で現在佐賀事務所にいるジミーからウガンダでの活動紹介を行った後、京都事務局を案内させていただきました。
参加者は計10か国と多様なバックグラウンドを持つ学生さんや教職員の方で、熱心に報告を聞いてくださり、会場の時間をオーバーするほど多くの質問をいただきました。
例えば…
・子どもたちの夢を聞いているのか、それを実現するために支援しているのか
・紛争が終わると事業地から撤退するのか
・アフリカの大学生として今何が出来るか、など
また、世界が繋がっていると認識した上での当会の活動を評価いただき、これからも活動頑張ってねとエールをいただきました。
テラ・ルネッサンスとしてあまりこういった機会がこれまでなく、緊張しましたが、積極的に質問をいただき新たな視点にも気づくことができて、とても良い機会になりました。情熱的な学生さんが多く、とても嬉しかったです。
参加された学生さんたちと、将来アフリカで共に何かできると良いなと感じました。
登壇したジミーは、以下のような感想を共有してくれました。
「私たちの母国アフリカの個性や特徴が共有できたことを非常に喜ばしく思います。アフリカの外でのアフリカの仲間との対話は、異なる国籍や民族である事実を忘れさせるほど活気のあるものとなり、アフリカ内でのものとは違う感覚で特別感をおぼえました。それと同時に、地質学や生化学などの専門的な学問を専攻している学生との会話には少し緊張しました。たった一人の学生が私たちに投げた5つの質問は大変興味深いものでした。それらの質問が私たちにとって良いものであろうがなかろうが、質問をするということは回答者の考えや回答者がどういうことをしているのかに興味を持ったということです。その学生の質問は、元子ども兵の子どもはどのような支援を受けているのかというものから始まり、私たちの行動がどのようにジェンダーに基づく暴力に影響を与えるのか、フォローアップ支援や農業支援、我々の社会的影響、そしてもしも社会が理想的なものとなったらその後我々は何をするのか、と続きました。それらの質問はすべて、テラ・ルネッサンスの講演に真剣に耳を傾け、世界で起こっている戦争や対立の被害からの復興を支援するという活動内容に興味を持ってくれた学生からのものでした。我々の活動や努力を知る方々が増えれば増えるほど、彼らが政府もしくは企業のリーダーとなった際も行動を起こす機会は増えていくでしょう。このような素晴らしい機会をいただけたことを非常に感謝しています。またの機会をお待ちしています。」
改めまして、この度は貴重な機会をいただきまして、ありがとうございました!
記事執筆/
政策提言室
古岡繭