【自己紹介 インターン】 インターン 重成有羽
皆様はじめまして。2023年4月より当会でインターンとして勤務しています、京都産業大学4回生の重成有羽(しげなりゆう)と申します。啓発事業部にて、主にめぐるプロジェクト関連の業務を担当します。
私は大学で国際関係学を専攻しています。高校時代までほとんど地元から出ることが無かった反動もあり、視野を広げたいという気持ちがありました。全く違った環境や社会のことを知りたいという好奇心で専攻していたため、国際協力について身近に感じたことはあまりありませんでした。
しかし、アルバイト先の学童保育で様々な家庭環境や発達状況の子供と過ごした経験から、子供は周囲の環境を自分では選べないことを感じ、その選択肢を増やすことで、子供が潜在能力を伸ばしつつ生活していく手助けをしたいと感じました。これが当会のインターンを志望した一つの理由です。
このように考える中で、不均衡な社会構造が環境や生活に与える影響を実感するようになり、授業で学んだ貧困や飢餓、紛争などによって厳しい環境で生活する人の存在について自分事として取り組むべきだと考えるようになりました。そして、その生活環境や社会構造を改善に繋げるには何が有効なのか、という疑問を持ち、これまで地域社会やジェンダー、平和構築などについて学ぶとともに、未来学のゼミに所属して教育開発について研究してきました。
そして、NPOが平和構築に携わっているということを知りました。これまで、自分のアプローチによって目の前にいる子供それぞれが成長課題を乗り越えていく過程に嬉しさを感じていたこともあり、NPOが生活に根付いた支援を行っている点に興味を持ちました。これが志望したもう一つの理由です。
【海外研修で訪れたオーストラリア・タスマニア島の様子】
卒業を目前として自分の将来について考えた際に、上記二つのことから、子供達やその周囲の環境を整えることで平和な社会を実現していきたい、そのための力を身につけたいと考えが強くなりました。
何か行動しようと模索する中で、当会の「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」という目的に共感するとともに、長期的な目線に経って自立支援を行っている点に魅力を感じ、今回インターンとして勤務させて頂くことになりました。
のんびりと過ごしてきており経験も知識も乏しいですが、インターンとして活動に携わる機会を頂けたことに感謝をしております。一つ一つの業務に真摯に取り組んでいき、当会の活動の一助となれるように精進していきますのでどうぞよろしくお願い致します。
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記事執筆/
啓発事業部インターン 重成有羽