【ウクライナ】新しい仲間が増えました!
【2023年9月活動レポート/ウクライナ】
ウクライナ事業の拠点であるハンガリー事務所は昨年9月に開設され、先月で1周年を迎えました。事務所長コーシャとプロジェクトコーディネーター、そして現地スタッフともに日々活動を行っています。今年8月プロジェクトコーディネーターの小川が卒業し、後任として冨嶋が着任いたしました。
今回はこの場を借りて小川並びに冨嶋からメッセージをお届けします。
↑寄付していただいた支援物資を運ぶ様子
◼︎小川からのメッセージ
いつもありがとうございます!前任の小川さくらです。メルマガなどで私のことを知っている方がいましたら嬉しい限りです。
1年弱の間ウクライナ事業を担当させていただく中で、現地の人たちにとって本当に必要な支援は何か、考えることが多々ありました。その問いについて考える中で、当会が掲げている「ひとり一人に未来をつくる力がある」や「誰一人取り残さない」が支援の中に浸透していることに大きな意味を感じました。例えばウクライナ事業では、上記の2つはCSCsや炊き出しにまさに現れています。テラ・ルネッサンスらしくより良い支援を求め続けている結果の一つとして、信念が生まれるのだと思いました。
そして今後は冨嶋が携わるとのことで、ウクライナ事業がさらにアップデートされそうな予感がしています。今後ともウクライナ事業にあたたかい応援をお寄せくださいますと幸いです。
◼︎冨嶋からのメッセージ
ハンガリー事務所の設立と同時期に私もインターンとしてテラ・ルネッサンスの京都事務局で勤務を始めたため、入ってすぐにウクライナ・ハンガリーでの支援活動について教えていただいたのをよく覚えています。それまで報道では知ることのなかった状況や実際の支援活動のお話を聞く中で、戦争がもたらす直接的、間接的な被害の大きさを知りました。また、自分でも現地職員の方の報告をもとにブログをなど作成する中で、一人ひとりに合った支援の必要性や一時的な物資の供給では終えない、中長期的に人々が暮らせるための支援がどれほど重要であるのかを学びました。
1年間様々な形でウクライナ事業に関わる中、今回ハンガリー事務所スタッフとして勤務する機会を頂きました。現地での活動に少し緊張もしていますが、1年間の寄付・法人連携でのインターン活動の中で、テラ・ルネッサンスを応援してくださる皆さま、現地職員、そして日本の職員の活動にかける想いを一番近くで感じてきました。活動を支えてくださっている方々のお気持ちを知っている分、現地の方々にも日本の皆さんにも伝えられることが多くあると信じています。
ハンガリー事務所が大切にしている支援対象者の方々との距離感を常に意識しながら、そして何よりもテラ・ルネッサンスが大事にしている”誰一人取り残さない支援”の実現を目指し、これからも活動に尽力してまいります。
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記事執筆/
海外事業部
小川さくら・冨嶋ひより