【インターン 自己紹介】インターン 山田蛍花
はじめまして。2024年1月より当会のインターン生として勤務しております、名桜大学の山田蛍花(やまだけいか)と申します。啓発事業部のオンライン広報に携わらせて頂きます。
現在休学2年目になり、休学中はアフリカの貧困地域をメインにバックパッカーとしてひとり旅に出ておりました。そのきっかけとなったのは、子供のときに見たテレビの広告などでよく目にする、栄養失調でお腹が膨らんだ子供の写真でした。
【ウガンダの道端で出逢った子どもたちと私】
それから漠然と貧困問題に関心を持ち、将来国際協力に携わることを夢見ていましたが、実際に会ったことも話したこともない人を勝手に “助けが必要な存在” だと決めつけていることに違和感を持ち、“支援者” としてではなくひとりの “友人” としてまずは暮らしを共にし、彼らの想いに触れたいと考えホームステイを中心に旅をすることを決めました。
その旅の中で特に印象に残ったのがウガンダの難民キャンプでした。数日何も口にすることができず空腹を訴える大人たち、大人用のスカート1枚を肩から被り寒さに震える子ども、一部テントを支給されていてもその中身は空っぽで地べたに寝る人々。そんな光景を目の当たりにして何もせずにはいれずに急遽食糧支援を行いました。
【ウガンダの難民キャンプ】
SNSを通じて寄付を募りましたがキャンプに住む全員分には届かず、食糧を受け取れなかった人達の中でパニックが起こりました。それを見たときに、たとえ善意であったとしても無知で行動することは新な対立や問題を生む危険性があることに気づきました。
「誰かの力になりたい」そう思う気持ちだけではあまりにも無力でした。本質的に彼らの力になるためにはもっと支援者としての知識とスキル、経験を積むことが必要だと痛感しました。
【寄付で集まった食糧(約500家庭分)】
そんな時に偶然オンラインイベントにて鬼丸さんのお話を聞きました。「一人ひとりに未来をつくる力がある」というテラ・ルネッサンスの理念に心打たれ、その後もう一度ウガンダへ渡航したときに、テラ・ルネッサンスのウガンダ事業のあるグルとカラモジャを訪問しました。
そこで充実した支援内容と受益者の笑顔を見ました。様々な団体を訪問した中でもこんなにも支援者も受益者も共に誇らしげに楽しそうに活動しているのを見たのは初めてでした。その時にここで学びたいと強く思いインターンシップに参加することを決めました。
【テラ・ルネッサンスのウガンダ事業カラモジャを訪問】
旅を通して今の自分がどれだけ無知で無力かを痛感しましたが、だからこそ学び続けたいと思っております。
インターンシップでは現地に支援が届くまでにどのようなチームワークがあるのかを実際に見ることができ、そして微力ながら自分もその環の中に入ることができるという、とても貴重な機会を頂けたことに心から感謝しております。
今後も「自分だからできること」を見つけ、助けを必要とする誰かに貢献できるよう精進して参りますので、よろしくお願い致します。
記事執筆/啓発事業部
インターン 山田蛍花