【ウガンダ】いよいよ野菜の販売開始!
【2024年1月 活動レポート/ウガンダ】
こんにちは!
ウガンダ事業駐在フェローの鈴木です。
今月も、ウガンダ北東部のカラモジャ地域コティド県で行っている農業を通した自立支援事業についてお伝えいたします。
カラモジャ地域は、半乾燥地帯に属しており降雨の量が限られています。
そのため同地域は通年での農業が難しく、食料生産力が低いことにより飢餓と貧困が深刻な状況です。
そこで本事業では、灌漑設備を活用し、
地域住民が自らの力で食料を生産するための支援を行っています。
先月のレポートでも、トマトの収穫の様子をお伝えいたしましたが、今月も収穫ラッシュが続いています!
先月のトマトと収穫量を比べると、今月の収穫量はその20倍です!
更に、今月は多くのタマネギを収穫することができ、支援者対象者の皆さんもご覧の笑顔です。
【タマネギの収穫】
いよいよ収穫した野菜の販売も開始しました!
野菜販売による支援対象者らの生計向上はこの事業の大きな要です。
通年の農業、特に野菜栽培が難しいカラモジャで売られている野菜の主は、他の地域から運ばれてきています。
そのため、その輸送コストが地域の方々にとって大きな負担となっています。
それに比べ、本事業で販売している野菜は輸送コストもかからず廉価で手に入るので、多くの住民が手に取ってくれます。
お金を片手に三輪車に集まってくるお客さんの様子を見て、皆さん必死にトマトを売り込みます。
【トマト販売の様子】
まだまだ収支の記録やビジネススキルなどに課題はありますが、支援対象者や私たちスタッフにとっても大きな一歩を踏み出すことができました。
本事業を開始してから来月で1年になります。
次回のレポートではその1年のお祝いの様子、タマネギやキャベツなどの収穫・販売の様子もお伝えいたします!
引き続き現場からレポートをしていきますので、是非ご注目いただけますと幸いです。
======
記事執筆/
海外事業部 ウガンダ事業 フェロー
鈴木 千花