【ブルンジ】自然災害にて日常を失った人々と共に

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【ブルンジ】自然災害にて日常を失った人々と共に

【2024年2月 活動レポート/ブルンジ】

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皆さんは日々の生活の中で気候変動の影響を肌で感じていますか?

 

ブルンジでは雨季が長くなったり雨量が増加したりしており、ここ数年は毎年洪水が発生しています。その度に元々脆弱な暮らしをしていた人々の家が破壊されて住む場所を失い、国内避難民とならざるを得なくなる、といった状況が生まれています。

 

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【ルシジ川の水が氾濫し冠水している家や畑

  

こうした状況を受けて、私たちは日本政府の補正予算より支援を受けたIOMブルンジのパートナーとして、洪水被害者に対する1年間の支援を開始します。IOM・ブルンジ政府・ブルンジ赤十字など様々な関係者と協働で実施する本プロジェクト。

 

テラ・ルネッサンスとしては、2000人を対象に支援物資キットの配布、洪水被害者の中でもジェンダーに基づく暴力(GBV)や性的搾取と虐待(SEA)の被害者に対する個人/グループカウンセリング、リスク啓発ワークショップ、といった活動を担当します。

 

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【プロジェクト開始セレモニーにてスピーチをする在ブルンジ日本大使館 福島大使

  

今回で2回目となるIOMブルンジとの協働。いつもは職業訓練・生活支援・カウンセリングなどの包括した自立支援を届けている私たちですが、今回は緊急支援を中心に届けます。今一番必要とされているのが衣食住を整えるための支援だからです。

 

その先には確実に自立支援が必要ですが、まずはできることを一つ一つ実行します。そして、私たちのこだわりの一つは「一人ひとりに寄り添うオーダーメイド型支援」を届けること。

 

支援の受け手の人数が多く大規模なプロジェクトでは、支援内容を一律同じにすることも多く、今回は支援物資に関して2000人全員の要望に応えることはできません。ただ、時間が許される限りニーズ調査を詳細に行い、限られた予算を最大限有効活用できる支援キットの内容を、これから検討していきます。

 

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【プロジェクトコーディネーターを担うブルンジ現地スタッフ ディオメッデ

 

また、今回は2018年入職以降フィールドオフィサーを勤めてきた現地スタッフ ディオメッデが初めてプロジェクトコーディネーターを担当します。「新たな挑戦ができて嬉しいです!自立支援で培ってきた経験を活かして頑張ります」と気合い十分に語る彼。

 

日本の皆さんから託していただいた資金をしっかり現地の人々へ適切な形で届けます。

 

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記事執筆/

海外事業部アフリカ事業担当

川島綾香

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