【インターン 自己紹介】インターン 糸川とき
初めまして。2024年2月からインターンとして勤務しております、京都大学文学部の糸川とき(いとかわとき)と申します。現在は啓発事業部で主に広報を担当しています。
大学では倫理学を専攻しており、特に性愛に関する倫理学を勉強しています。子どもの頃から「道徳や正しさとはなんなのか」「一般に悪いとされていることの何がダメなのか」といったことをあれこれ考えることが好きで、哲学系の研究室に進むことを決めました。
国際協力に興味を持ったのは、昨年フランスのパリに半年間留学したことがきっかけでした。東欧や中東、アフリカ、アジアなど様々なルーツを持つ友人たちと昨今の国際情勢について話したり、移民政策や経済格差による社会の分断を目の当たりにしたりする中で、自分がとても恵まれていたことや、社会問題に対して無自覚であったことに気づきました。
帰国時期が迫り、また就職活動を控えた12月、自分に問いかけました。
「自分は社会で、世界でどんな役割を果たせるのだろうか。」
健康な体で生まれ、教育を十分に受けられる環境で育ち、それが当たり前のことだと思っていました。しかし世界には、生まれ育った環境で不利益を被っている人や、望まない選択を強いられている人が多くいることに気づき、世界をより良くするために自分に何ができるのか考えるようになりました。もともとグローバルな環境で働いてみたいという思いがあったため、PCを開いて国際協力について調べてみたものの、ひとえに国際協力・平和構築といっても何から始めていいか分からない状況でした。
帰国後に友人のツテを辿り、NGOで働いている先輩にコンタクトをとって相談したところ、「一度NPOでインターンをしてみてはどうか」というアドバイスをもらい、ネット検索で行き着いたのがテラ・ルネッサンスのホームページでした。
今後は広報担当として、テラ・ルネッサンスの行っている活動や取り組んでいる問題について社会に広く知らせていきたいと思っています。一人でも多くの人が平和について考えるきっかけを作り、誰もが安心して生活できる社会をつくる一助となることを目指していきます。どうぞよろしくお願いいたします。
___________
記事執筆/啓発事業部
インターン 糸川とき