【インターン 自己紹介】インターン 村添心愛
こんにちは!2024年7月から当会の啓発事業部でインターンとして活動させていただいている
村添心愛(むらぞえここあ)と申します。
主に報道関係者との信頼関係を築くメディアリレーションを担当させていただいています。
昨年度までは休学し、フィリピンの7つのスラム街で授業や食事提供をしたり、カナダの国立公園でワーキングホリデーをしたりしていました。
現在は屋久島で暮らし、通信制大学で国際関係を学びながらフルリモートでインターンをさせていただいています。
バンフ国立公園のレイクルイーズにて
国際協力に興味を持ったきっかけは小学生の時に見た1枚の写真でした。
それは、ブラジルの高級マンションとその横に広がるスラム街の写真です。
種子島で生まれ育った私は高級マンションもスラム街も見たことがなかったため、この世界に大きな貧富の差があるということを始めて知り、その “不平等さ” にとてもショックを受けました。
「なぜこの世界には貧富の差があるんだろう。嫌だ、変えたい。」と思いつつも、小学生の頃の私にはどうしたら貧困をなくすことができるのか分からず、心の中にあるモヤモヤを抱えながらただ日々を過ごしていました。
それから高校生になり進路を決める際に小学生の時に見たあの1枚の写真を思い出しました。
「やっぱり私は見て見ぬふりなんてしたくない。貧困を削減したい。」と思い、大学に進学しました。
当初は貧困問題を中心に勉強しようと考えていましたが、国際関係を学ぶにつれて世界には貧困以外にも多くの課題があることを知りました。
貧困、紛争、環境、医療、教育、水などの課題の中から、私は紛争解決の道に進むことを決めました。
紛争について調べる過程で当会を知り、子ども兵士の問題にも興味を持ちました。
過去の悲しい歴史を学んだり、紛争やテロなどのニュースを見たりするたびに、「私は心を痛めるだけで平和のために何もできない。」とネガティブになってしまうことがあります。
しかし、「微力だけど、無力じゃない。」という言葉に出会い、いきなりベストを実現することが難しいなら、ひとつずつベターを選び続けていつかベストを実現しよう(世界平和を実現しよう)と思いました。
たとえ自分にできることが些細で無意味に思えても諦めずに行動し続けようという決意とともに、当会でインターンとして一緒に活動をさせていただくことになりました。
最後に、「違いは争いの火種ではなく、喜びの種である。」という言葉があります。
ひとり一人の違いや個性を寛容し補い合うことで、1人では難しくてもみんなでなら世界平和を実現できると信じています。
より多くの方に当会の目的や理念、活動を知っていただき、世界の課題を自分事として捉えてもらえるよう、広報を通して平和の種を播いていきたいです。
至らぬ点も多々あるとは思いますが、これからも一歩ずつ地道に誠実に精進して参りますので、
よろしくお願いいたします。
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記事執筆/啓発事業部
インターン 村添心愛