【インターン 自己紹介】インターン 羅 逸悦
初めまして。2024年8月から当会でインターンとして勤務しています羅逸悦(ら いつえつ)と申します。現在、私は京都大学3回生で開発経済学を専攻しています。テラ・ルネッサンスでは台湾事業部にて、SNSの内容作成といった広報の業務を担当しています。
手に持っている絵は、台湾で実施予定の冬季募金キャンペーンのテーマ「自由のキャンバスを取り戻す」に従って書いたものです!これが私が想像した自由・平和のイメージです。
暇なふうに星を見るのは、自由で平和な世界で生きているの「特権」だと思うからです!
私は中学生の頃から、社会に存在する格差が引き起こす問題を解決したいと強く願ってきました。きっかけは、台湾の労働者の苦労を描いた本を読んだことです。その中で、いくつかの事実に衝撃を受けました。
例えば、国民皆保険制度があるにもかかわらず、多くの人が適切な医療サービスを受けられないという現実です。
高校時代には、デュフロ氏をはじめとする経済学者の方々が、発展途上国の貧困問題に関する研究でノーベル賞を受賞したというニュースに触れました。この出来事は社会問題を学術的な視点から解決していく道があることを私に気づかせてくれました。
そして、大学では経済学を専攻することを決意し、台湾の家を離れ京都へと向かいました。大学ではグローバルな視点を持つことの大切さを学び、3年生からは開発経済学のゼミにも参加しています。
もちろん、まだ本格的に社会に貢献できるほどの知識や経験は不足しています。歴史や政策を学ぶことは大切ですが、実際に困っている人たちを助けるには、さらなる努力が必要です。それでも、社会に貢献したいという強い思いを持ち続けています。
そんな中、先輩からテラ・ルネッサンスの存在を知りました。台湾事業が拡大し、インターンを募集しているとの話を聞き、まさに運命的な出会いだと感じています。
テラ・ルネッサンスの存在を台湾のより多くの人に知ってもらい、組織が支援している元子ども兵たちなど、困難な状況にある人々の力になりたいと考えています。同時に、NPOの運営方法を学びながら、開発経済学の分野で活躍できるよう、着実に力をつけていきたいです。
具体的な将来像はまだ明確ではありませんが、これらの経験を通して、社会問題を解決できる人材へと成長していきたいと思っています。
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記事執筆/国際運動推進部 台湾事業
インターン 羅 逸悦