【啓発】第4回法人サポーター全国交流会 in 秋田を開催しました
(秋田、東京、東海、千葉、関西の全国に5拠点あるテラ・ルネッサンスサポーターズクラブ。各地の旗を掲げ連帯を強めました)
2024年9月25日(水)、26日(木)の二日間にわたり秋田県にて「第4回法人サポーター全国交流会」を開催いたしました。
今回は、テラルネ後援会秋田の主管のもと、「地域企業」訪問ツアーという新たな試みで実施。 人口減少をはじめとする社会課題を抱える秋田県において、逆境を乗り越え、未来への希望を胸に、果敢に挑戦を続ける地域企業を訪問しました。
参加者は、全国から集まった法人サポーターの経営者・経営幹部の方々。 移動中や交流会など、あらゆる場面で活発な意見交換が行われ、持続可能な経営を目指す志を磨く仲間との繋がりが生まれました。
変化の激しい時代を生き抜く、秋田の地域企業の取り組み
(YURIホールディングス株式会社への視察にて)
今回の訪問先企業は以下の通りです。
YURIホールディングス株式会社:電子部品製造、機械加工、装置製造、回路基板実装、精密洗浄、二次電池受託試験など、幅広いサービスを提供する製造グループ。
株式会社Local Power:地域の可能性を最大化することを目指す企業。消毒製品、共有スペース、ITソリューションを提供。
株式会社シービジョンズ:グラフィックデザイン、ウェブデザイン、建築デザインを提供するデザイン事務所。
森山ビレッジ:森山村にある貸別荘。公共財のシェア、デジタルファブリケーションの活用、住民主導のプロジェクトを推進。
秋田海陸株式会社:秋田、船川、能代3港で港湾運送、通関、倉庫、国際コンテナなどの総合物流サービスを提供。
稲とアガベ株式会社:稲とアガベを使った商品、レストラン、オンラインストアを展開。
これらの企業に共通するのは、従来の枠にとらわれず、イノベーションを起こし続けるその姿勢。例えば、訪問先企業のひとつであるYURIホールディングス株式会社では、「改善提案目標を1人月1件出す」「何か変だなカードをつくり、日々現場で起こった少しの異常を共有し、事故防止や改善につなげる」といった具体的な取り組みが行われています。参加者の皆さんはメモを取ったり、社員からどんな声が上がっているのかを質問したりと活発なノウハウ共有の時間となりました。
法人サポーターの皆さまにとって、社会貢献とビジネスを両立させ、持続可能な社会づくりに貢献するためのヒントが散りばめられたツアーとなりました。
鬼丸昌也による講演会 テラ・ルネッサンスが経営者と連携する理由〜世界平和を実現するために〜
今回の交流会では、テラ・ルネッサンス創設者・理事、鬼丸昌也による特別講演も行われました。鬼丸は、持続可能な経済への転換こそが平和で公正な社会の基盤であり、その実現には「持続可能な経営」を目指す経営者を増やすことが重要だと語りました。
「持続可能な経営」とは、組織に関わる全ての人々が、その組織の永続を幸せに感じること。テラ・ルネッサンスは、この理念を共有する経営者の集まり「テラ・ルネッサンスサポーターズクラブ(TSC)」を設立し、国内外での交流を通じて持続可能な経営を法人サポーターの皆さんと一緒に学んでいます。
将来的にはアジア全体に展開し、「Business for Peace」(ビジネスは平和のためにある、ビジネスが平和をつくる、ビジネスを平和にする)という新たなビジネスの概念を発信することで、世界平和に貢献することを目指しています。
参加者の声
参加者からは、
- 「秋田の企業の未来への希望、挑戦する姿勢に感銘を受けた」
- 「ローカルビジネスのロールモデルを学び、自社の新規事業に活かしたい」
- 「従来のリーダーシップのあり方を見直し、誰もがリーダーシップを発揮できる環境づくりを目指したい」
- 「学んだことを実践し、地域社会に貢献できるよう努力したい」
といった感想が寄せられました。
(懇親会では、なまはげも登場!秋田の食と文化を堪能しました)
共に学び、共に成長する未来へ
今回の交流会は、参加者の皆さま、そしてテラ・ルネッサンスにとって、持続可能な社会の実現に向けて共に学び、成長できる貴重な機会となりました。今後も、法人サポーターの皆さまとの繋がりを大切にし、持続可能な社会の実現に向けて、皆さまと共に歩んでいきたいと考えております。
4回目となる交流会を無事盛況で終えることができたのも、主管となり尽力してくださったテラルネ後援会秋田の皆さま、そしてご参加いただいた皆さまのおかげです。改めまして、ありがとうございました。
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記事執筆/
啓発事業部 伊藤