【インターン 自己紹介】インターン 西村齊明
皆さま、はじめまして!!
2024年11月より国際運動推進部でインターンとして勤務しております、九州大学理学部生物学科2年の西村齊明(にしむらなりあき)と申します。
大学では、ミクロからマクロまで幅広く生物学を勉強していた他、地雷を探知するバイオセンサーについて研究を行っていました。(今年10月より休学させていただいております。)
【オタワ条約第5回再検討会議会場にて】
小学生頃から地雷問題に興味を持っており、技術を用いた課題解決することに意義を感じています。既存の金属探知機や地雷探知犬に替わり、バイオテクノロジーで探知できないかと考えたのがバイオセンサーですが、最近ではより早く効率的に地雷処理を加速させるため、先行以外の領域にも手を伸ばし、なんとか問題解決に近づけようと奮闘中です。
1ヶ月ほど前には、カンボジアに10日ほど渡航し、対人地雷の製造や使用等を禁ずるオタワ条約の第5回再検討会議に参加した他、地雷除去現場の視察、カンボジアバッタンバン州のテラ・ルネッサンスの活動現場の見学も行ってまいりました。
【シェムリアップ近くにある除去現場視察の際の集合写真。直射日光が本当にすごい。】
カンボジアにおいては、地雷不発弾の被害者は年々減少しており、2028年を目処にカンボジアでの地雷処理を完了させることを目標に各団体は取り組まれている状況です。一方で、残念なことに地雷の使用とその被害が広がる一方の国や地域も存在します。
日本という国に生まれた故の制約もありますが、人道的地雷除去という観点で、日本発でドローンや最新の探知技術を駆使し、世界中の人々の健康と生活を守るため、社会起業という形で世界平和に寄与できれば本望です。
テラ・ルネッサンスの活動には、佐賀事務所の国際運動推進部を通して微力ながら関わらせていただいております。主には、東明館高等学校に対するグローバル人財育成事業に携わりながら、平和の担い手となる若者を育てるとともに、自身もこの活動を通して、インターン生という枠組みに囚われず、積極的に新しい挑戦をしていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします🙏
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記事執筆 / 国際運動推進部
インターン 西村齊明