【台湾】〈秋田スタディツアー報告〉海を越えた共鳴 - 平和への志を繋ぐ旅
【台湾レポート/2025年4月】
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4月7日から10日の4日間、テラルネッサンスサポーターズ台湾(TSC台湾)のメンバーが、豊かな自然と温かい人々が息づく秋田へ研修に行ってきました!
▍テラルネサンスサポーターズクラブ(TSC)とは
テラ・ルネサンスサポーターズクラブ(TSC)は、テラ・ルネッサンスの理念に共感し、その活動を応援してくださる法人サポーターの皆様によるコミュニティです。TSCは、企業の皆様がその社会的責任(CSR)を果たしながら、共に学び、刺激し合い、ネットワークを広げる場を提供しています。現在、秋田、東京、千葉、東海、関西と、日本全国5つの地域、そして昨年にはここ台湾にも拠点が設立され、地域や企業間の連携を通じて、より良い社会の実現に向けた学びを深め合っています。
▍秋田で出会った、地域を愛する企業の皆様
今回の研修では、秋田で事業を展開され、地域社会に貢献されている6つの素晴らしい企業を訪問させていただきました。どの企業の皆様からも、秋田への深い愛情と、そこで働く人々への温かい眼差しを感じ、その熱意に心打たれました。それぞれの事業を通して、地域を活性化させたい、より良い未来を築きたいという強い想いが、私たちの胸にもしっかりと届きました。
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特に印象的だったのは、研修中にTSC台湾の参加者の方が語ってくださった言葉です。
「これまで、平和という険しい山を一人で登っているような、どこか心細い気持ちを抱えていました。しかし、この秋田で、海の向こうにも、同じように平和への道をビジネスという手法で真摯に歩んでいる仲間たちがいることを知ることができました。もう一人ではない。共に手を取り合って、テラ・ルネサンスと共に平和の山を登っていくことに、一片の迷いもありません。この旅に参加出来て本当に嬉しいです。」
この言葉を聞いた時、胸が熱くなりました。今回の秋田への旅を通じて、改めて確信したのは、「地域を良くしたい」「世界がもっと平和になってほしい」という純粋な願いは、海を越え、言葉の壁を超えて、人々の魂を深く繋ぎ合わせる、かけがえのない力を持つということです。
私たちは、「微力だけど無力じゃない」という言葉を大切に、日々活動に取り組んでいます。しかし、自身の力を「微力だから」と過小評価し、現状維持に甘んじてはいけない。今回の秋田での出会いは、一人ひとりの小さな行動が、心を繋ぐことで、想像を超える大きな力となる可能性を、改めて教えてくれました。

▍次は台湾で!交流の輪を広げます。
そして、この繋がりをさらに深めるため、来る6月には、日本の企業の皆様が台湾の企業を訪問する台湾ツアーを企画しています!秋田で生まれた温かい絆を、ここ台湾でも育んでいきたいと願っています。
今回の秋田での忘れられない出会いを胸に、テラ・ルネサンス、そしてTSCはこれからも、国境を越えて平和への道を共に歩む仲間たちの輪を、着実に広げていきたいと思っています。
今後とも、変わらぬご理解と温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
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記事執筆/
国際運動推進部 台湾事業
台湾事務所長 香葉村萌