【ミャンマー緊急人道支援】テラ・ルネッサンスは、ミャンマー地震被災者への支援を開始しました
あたたかいご支援・ご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
2025年3月28日、ミャンマー中部を震源とするマグニチュード7.7の大規模な地震が発生しました。多くの命が失われ、家屋が倒壊し、道路などのインフラが寸断され、被災された方々は、食料、水、医薬品、そして安心して眠れる場所を失い、今この瞬間も、厳しい状況に置かれています。
甚大な被害を受け、テラ・ルネッサンスはこれまで培ってきたアジアでの支援活動の経験とネットワークを活かし、緊急支援を緊急支援を開始しました。
4月11日現在、ミャンマーに入った職員が、現地の被害状況と支援ニーズの調査、現地協力団体との連携構築、初期支援の実施を目的に活動しています。
初期支援では、医薬品、衛生用品、食料、衣料品、寝具などの緊急支援物資の提供および、家を失った方々への仮設住居の提供や修繕支援など、生活再建に向けた支援も視野に入れています。

■ なぜミャンマーを支援するのか
テラ・ルネッサンスの理念、支援哲学に沿って支援を行う
ミャンマーは、子ども兵や地雷、内戦など、テラ・ルネッサンスが長年取り組んできた問題が複合的に存在する国です。
テラ・ルネッサンスは、「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目指し、ミャンマー周辺国のカンボジアやラオスで20年以上にわたり地雷・不発弾の問題に取り組み、アフリカのウガンダ、コンゴ、ブルンジで元子ども兵の社会復帰を支援してきました。

ミャンマーでの活動は、私たちの支援哲学にとって避けて通れない道であり、念願でもあります。今回の地震が発生した2025年3月時点では、中期計画の中で活動開始を目指しており、タイの事務局を拠点に、国境を接するミャンマーの情勢を注視し、調査活動を進めていました。

写真上:2024年に実施したミャンマー国境付近での調査の様子
「後からの後悔は避けたいし、できない」
ミャンマーでは70年以上の内戦により、多くの人々が困難な生活を強いられています。私たちは、周辺の国々より、その状況を目の当たりにしてきました。だからこそ、今、地震と内戦という二重の苦しみに直面している人々を「支援しない」という選択はできません。
緊急に立ち上げた人道支援活動のため、資金面などさまざまな制約がありますが、「後から後悔しない」という決意を胸に、確実に支援を届けていきます。

支援から取り残される人々へ焦点をあてる
現在のミャンマーは政治的・軍事的に非常にデリケートな状況下にあり、大規模な国際支援が届きにくい地域や人々が存在する可能性があります。
テラ・ルネッサンスは、大規模な支援の枠組みから漏れてしまう可能性のある地域や人々を特定し、優先的に支援を届けることを目指します。
コンゴ緊急人道支援にご支援ください。

コンゴ民主共和国東部での反政府武装勢力M23の武力侵攻を受け、私たちの事務所のあるブカブ市も、M23に制圧されました。
一人でも多くの命と暮らしを守るために、被害を受けている方々への緊急人道支援を速やかに実施します。
そのためには、資金が必要です。
どうか私たちの活動を寄付という形でご支援いただけないでしょうか。
詳細・ご寄付はこちら:https://readyfor.jp/projects/peaceforcongo
Vポイント(旧Tポイント)・PayPayでのご寄付はこちら:https://donation.yahoo.co.jp/detail/5449003
今この瞬間も、ミャンマーの被災地では多くの方々が不安な夜を過ごし、厳しい状況の中で必死に生きようとしています。テラ・ルネッサンスは、長年アジアで培ってきた経験を活かし、困難な状況にあるミャンマーの人々に寄り添い、命と生活を守るための支援を届けます。
どうか、この緊急支援にご賛同いただき、あなたの温かいご支援をお寄せください。一人ひとりの力が、大きな希望の光となります。