【夏季募金2024キャンペーン企画】『明日へ。vol.2』
私がテラ・ルネッサンスと関わり続ける理由（理事長 吉田真衣）
『明日へ。』は、【夏季募金キャンペーン2024】の期間中に、お送りする特別連載ブログです。
本シリーズでは、テラ・ルネッサンスに関わる人々（スタッフ、支援対象者の方々、支援者の方々）の願う「明日」をお伝えいたします。
こんにちは！啓発事業部で広報を担当しています、草野友那です。
今回、草野がインタビューしたのは、昨年11月から新理事長に就任した吉田真衣さん。
テラ・ルネッサンスとは18年間関わり続け、理事長として組織の経営やアドボカシー（政策提言）海外ファンドレイジングなど、様々な事業に携わっています。
【テラ・ルネッサンスとの繋がりについて】
草野： テラ・ルネッサンスに関わったきっかけは何ですか？
吉田さん： 大学時代に、同級生がテラ・ルネッサンスでインターンをしていて、その紹介です。
草野： 元々国際協力に興味があったのですか？
吉田さん： はい、国連職員を目指していました。国際機関でのキャリアを考えていたので、NGOにインターンとして関わることは自然な流れでした。
草野：テラ・ルネッサンス以外でインターンなどはされましたか？
吉田さん：アメリカに留学していた時期もあり、日本の通信社のワシントン支局や在米日本大使館、南アフリカのNGOでインターンをしたことがありました。
草野：テラ・ルネッサンスに関わる中で、他の団体と比べて感じたことはありますか？
吉田さん：テラ・ルネッサンスは当時設立から5年程度とまだ新しい団体でした。学生インターンにも責任のある仕事を任されることもあり、やりがいがありましたし、自分のスキルが磨かれる感覚がありました。他の団体ではあくまで外部者としての関わりが多かったのですが、テラ・ルネッサンスではより主体的に関わることができました。
草野：テラ・ルネッサンスのインターンから職員になる道を選んだ理由は何ですか？
吉田さん：他の団体でも働く選択肢もありましたが、テラ・ルネッサンスでのインターンを通じて、やりがいを感じたことが大きな理由です。
草野：一度テラ・ルネッサンスを離れた経験があると伺いましたが、その経緯について教えてください。
吉田さん：結婚を機に、一度テラ・ルネッサンスを辞めました。その後、再入職し、岩手県大槌町で大槌復興刺し子プロジェクト(現大槌刺し子)の事業責任者として、約10年間事業に携わりました。
草野：テラ・ルネッサンスに戻ってきた後、他の団体や新しい挑戦を考えたことはありますか？
吉田さん：テラ・ルネッサンスの理念や活動への共感が大きく、他の選択肢を取ることはありませんでした。20代、30代前半はその他のキャリアについても考えましたが、大槌刺し子の事業担当者としてテラ・ルネッサンスに戻ってきた頃には、迷いはありませんでした。
草野：テラ・ルネッサンスと関わり続ける理由は何ですか？
吉田さん：テラ・ルネッサンスの理念に強く共感しています。私たちが変わらなければ問題は解決しないという考えに共感していて、テラ・ルネッサンスのミッションが私の価値観に合致していると感じています。また、一緒に働く仲間も重要です。
【大槌刺し子のメンバーと（右から2人目）】
【テラ・ルネッサンスと関わって変化したこと】
草野：テラ・ルネッサンスと関わって自身の信条や考え方に変化はありましたか？
吉田さん：より「自責」で考えるようになりました。周囲の支援者の方々からの学びからも大きな影響をいただいています。
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【テラ・ルネッサンススタッフとタイ財団のメンバーと。これからタイでのアドボカシー（政策提言）、ファンドレイジングにチャレンジします。（前列左から2人目）】
【今後について】
草野：今後の目標について教えてください。
吉田さん：テラ・ルネッサンスの国際化に向けた組織作りや現場での支援価値の最大化、社会を変えていく活動にに力を入れていきたいと考えています。それに向かって、現在中期経営計画を策定している最中です。
草野：チーム作りに関して意識していることはありますか？
吉田さん: 職員の皆さんとのビジョンやミッションなどの想いの部分の共有を大切にしています。
草野：最後に、明日の自分に向けたメッセージをお願いします。
吉田さん：すべての生命が安心して生活できる社会の実現に向けて、自分に今何ができるかを考えて、粛々と行動していきたいと思います。
【2022年、ロシアのウクライナ軍事進行を受け、ハンガリー・ウクライナへ支援の調査へ行った際の写真。原住民ロマの人たちと（右）】
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テラ・ルネッサンスでは、7月1日から8月30日まで、夏季募金キャンペーンを実施しています。元子ども兵社会復帰支援と帰還支援活動などをはじめテラ・ルネッサンスが活動を継続していくために、この期間に【1800万円】のご寄付を必要としています。
ぜひ、よりよい「明日」へと近づく支援に、寄付という形で、皆さまにご協力いただけますと幸いです。
<夏季募金キャンペーンについて詳しくはこちらをご覧下さい>
https://www.terra-r.jp/kakibokin2024.html
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記事執筆/
啓発事業部・アルバイト
草野友那
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