【7/23@オンライン】ウガンダの元子ども兵141名が祖国に帰還!紛争終結への希望と課題~テラ・ルネッサンス理事・海外事業部長 小川真吾が語る、紛争終結への道のり~
認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、2005年よりウガンダで元子ども兵の社会復帰支援事業を実施。職業訓練や識字教育、心理社会的ケアなどを組み合わせた包括的なプログラムを提供し、251名の社会復帰を支援してきました。
アフリカで最も長く続く紛争の一つ「LRA紛争」が、今、終わりに近づいています。
LRA紛争は、1986年からウガンダ北部で政府軍と反政府勢力「神の抵抗軍(LRA)」との間で続いていた内戦です。この紛争は、アフリカ史上最も長く続く紛争の一つとして知られ、多くの人命と犠牲を伴いました。
昨年、ウガンダの元子ども兵とその家族141名が、テラ・ルネッサンスの支援により、拘束されていた武装勢力から祖国に帰還しました。これは、紛争終結に向けた大きな一歩です。
今回のオンライン報告会では、長年ウガンダで元子ども兵の社会復帰事業に携わってきた、テラ・ルネッサンス理事・海外事業部長の小川真吾が、今回の帰還劇の舞台裏や、紛争終結に向けた希望と課題について語ります。
紛争終結のカギを握る、元子ども兵の社会復帰
[社会復帰訓練を受ける元子ども兵たち]
小川は、2005年からウガンダで元子ども兵の社会復帰支援事業に携わってきました。これまでに251名の元子ども兵が社会復帰を果たし、自立した生活を送っています。
今回の帰還劇でも、かつてテラ・ルネッサンスの支援を受けて社会復帰を果たした元子ども兵たちが、隣国に残る仲間たちを説得し、帰還を後押ししました。紛争終結のためには、元子ども兵たちが安心して暮らせる社会を作ることが不可欠です。
元子ども兵の社会復帰支援の重要性と、そのために必要な取り組みについて、自身の経験を交えながら詳しく解説します。
- 報告会の内容
LRA紛争の現状と、紛争終結に向けた課題について、元子ども兵の社会復帰支援の重要性と、そのために必要な取り組みについて長年ウガンダで活動してきた小川の経験談から、平和構築のヒントを得ることができます。
- こんな方におすすめ
- 国際協力や平和構築に関心のある方
- アフリカの紛争問題について知りたい方
- NPOの活動に興味のある方
- 社会貢献に関心のある方
■ イベント開催概要
日 程 |
2024年7月23日(火) |
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時 間 |
20:00 - 21:30 |
参加費 |
無料 |
定 員 |
100名 |
会 場 |
オンライン(ZOOM)※お申し込みいただいた後に、参加URLをメールでお知らせします。 |
申し込み | |
備 考 |
後日、アーカイブ動画を配信予定です。申し込み時のメールアドレスまで、視聴可能なURLをご連絡します。 |
■ 登壇者
プロフィール |
● 小川 真吾(理事/海外事業部長) 1975年、和歌山県生まれ。学生時代、カルカッタでマザーテレサの臨終に遭遇、マザーテレサの施設でボランティア活動に参加。大学卒業後は、青年海外協力隊員としてハンガリーに派遣、旧ユーゴ諸国とのスポーツを通した平和親善活動などに取り組む。2005年より、ウガンダに駐在し、元子ども兵社会復帰支援プロジェクトを実施。帰国後、2011年3月から2023年10月までテラ・ルネッサンスの理事長を務める。2023年11月からは理事および海外事業部長として、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵や紛争被害者の自立支援に関わりながら、テラ・ルネッサンス全般の経営を担っている。著書に『ぼくは13歳 職業、兵士。』(合同出版)、『ウガンダを知るための53章』(明石書店)がある。 |
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