【12/23(月)】第89回テラ・カフェin京都

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【12/23(月)】第89回テラ・カフェin京都

第89回テラ・カフェ「紛争と対立に向き合った2年間~ブルンジの成果と課題~」

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アフリカ中部に位置するブルンジ共和国では、

ベルギーによる植民地下で「フツ人」と「ツチ人」の民族対立があおられ、

1962 年の独立後、1972年には20万人が、

1988年には5万人が大虐殺(ジェノサイド)により犠牲になりました。

    

隣国ルワンダのジェノサイドが世界中から注目を浴びる一方、

その影で、ブルンジでの悲劇はほとんどメディアに取り上げられることもなく、

国際社会から忘れ去られていました。

 

1993年から続いた紛争では30万人の命が奪われ、多くの住民が家族を亡くしました。

加えて、2015年は政情不安により、1,000人以上が亡くなり、40万人が隣国に難民として流れました。

   

現在も長年にわたる紛争の影響を受け、

孤児や元子ども兵、貧困層を始め、国民の大多数が貧困の中で生活し

一人当たりGDPが世界で下から2番目の最貧国(IMF 2018年)です。

 

   

現在、テラ・ルネッサンスでは、

ブルンジ共和国で紛争被害を大きく受けたムランビア県において、

最貧困層など紛争被害を受けた人々の自立と自治を促進するために、2013年に活動を開始しました。

 

 

同地域の住民と共に自立支援センターを建設し、

2015年から住民グループが養蜂や窯業、農作物加工の技術支援を実施し、

2018年からは養蜂・洋裁・ヘアドレッシング・養豚の技術支援を実施することで、

対象者が多様な収入源を持ち、コミュニティのレジリンエンスを向上させ、様々なリスクに対応しながら自立していくための支援を行っています。

また、2018年にはIOM(国際移住機関)との協働の元、活動地域を広げ、南部マカンバ県にて帰還民や国内避難民の自立支援を実施してきました。

 

       

その事業を担当しているのが、古岡繭(ふるおか・まゆ)。

テラ・ルネッサンスでのインターン、その後、ルワンダでの青年海外協力隊に従事。

そして、テラ・ルネッサンス職員としてブルンジでの支援活動と、「支援」の現場で、

真摯に取り組んできた彼女だからこそ、

   

 ・ブルンジの人々の置かれている現状について。

 ・支援によって、どのような変化が生まれているのか。

 ・どのような思いで支援をしているのか。

 ・また、自立をする上で、支援対象者、支援団体にとっての課題は何か。

 ・海外で働くとはどういうことなのか   

 

を、余すことなく語ります。

多くの方のご来場をお待ちしております。

 

 

講演60分、質疑応答30分を予定しています。

■ 第89回テラ・カフェ 開催概要 

日 程

2019年12月23日(月)

時 間

19:00 - 20:30( 開場 18:30- ) 

定 員 30名(申し込み先着順)
参加費

500円

会 場

jimukinoueda bldg. 地下1階セミナールーム
住 所:〒600-8191京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地
アクセス:http://www.terra-r.jp/about_access.html

※テラ・ルネッサンスの事務所があるビルの地下1階です。

京都市営地下鉄、五条駅より徒歩約3分(約270m)
京阪電鉄、清水五条駅より徒歩約7分(約770m)
申し込み



● 講師:古岡繭(テラ・ルネッサンス 海外事業部 アフリカ事業サブマネージャー )

1989年、兵庫県生まれ。大学生のときに「ルワンダの涙」をきっかけにアフリカに関心を抱き、 認定NPO法人テラ・ルネッサンスでのインターンに従事。 神戸大学大学院国際協力研究科修了後、青年海外協力隊としてルワンダに赴任し、協同組合の設立支援や若者の起業促進支援等に従事。

その後、ルワンダにて蜂蜜やジャムを製造するRWAMITTU Ltd.にて短期間の業務補佐を実施。

2017年4月より、現職。2017年9月よりブルンジに赴任、2018年4月より現地でのプロジェクトマネージャーを務める。

  

 

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