認定NPO法人テラ・ルネッサンス|夏季募金2024


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■ 夏季募金へのご支援・ご協力をありがとうございました!

 

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いつもテラ・ルネッサンスの活動にあたたかいお気持ちをお寄せいただき、誠にありがとうございます。

2024年7月1日から1,800万円を目標に実施しておりました夏季募金キャンペーン2024「明日へ。」が、2024年8月30日で終了いたしました。
ご寄付をお寄せいただきました皆さま、SNS等でシェア・拡散にご協力いただきました皆さま、本当にありがとうございました。

結果、【369名】の方々から、【9,825,083円】のご寄付をいただくことができました。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

目標とする1,800万円には届きませんでしたが、皆さまからお預かりしたご寄付は、アジア、アフリカ、ウクライナで紛争や災害の被害を受けた方々の自立支援に、大切に活用させていただきます。

長引く紛争や相次ぐ自然災害、物価の高騰。日本も世界も、さまざまな課題に直面する日々ですが、ひとりひとりがより良い「明日」を目指して一日一日を積み重ねていけば、いつか平和な未来がやってくると信じています。

これからも、テラ・ルネッサンスは「すべての生命が安心して生活できる社会(=世界平和)」の実現のため、活動を続けて参ります。どうぞ、よろしくお願いいたします。

2024年9月6日
認定NPO法人テラ・ルネッサンス 一同

 

■子どもが兵士になる世界があります。

想像してみてください。もし、あなたや、あなたの大切な人の子どもが、孫が、ある日、兵士として戦わされるとしたら、どうでしょうか。そんな世界が、現実に存在します。


コンゴ民の子ども兵たち


子ども兵は世界中で少なくとも、25万人以上いると言われています。
誘拐された子どもたちは、武器や食料など重い荷物を運び、さらには銃をとらされます。

特に女の子は、兵士と強制的に結婚させられたり、性的な虐待を受け、望まない妊娠によって、子どもを抱えるケースも少なくありません。

* * *

テラ・ルネッサンスは、2005年からウガンダで「元子ども兵社会復帰支援事業」として職業訓練や心のケアなどを提供し、これまで251名の元子ども兵が社会復帰のための訓練に取り組んできました。

アフリカ東部に位置するウガンダでは、1980年代後半から内戦が始まり、反政府組織「神の抵抗軍(LRA:Lord’s Resistance Army)」と政府軍が20年以上にわたって戦闘を繰り広げました。この内戦で多くの子どもたちが誘拐され、兵士として過酷な経験を強いられました。

ウガンダでの戦闘がおさまった後も、LRAは近隣諸国で活動を続け、現在も子どもたちの誘拐や虐殺行為を繰り返しています。

そのような中で、2023年、大きな出来事がありました。

テラ・ルネッサンスは、コンゴの現地NGOや当会の社会復帰支援を卒業し自立を果たした元子ども兵らと共に、隣国に残っている兵士(多くは元子ども兵)らに帰還を呼びかけてきました。結果、ウガンダなどで誘拐された元子ども兵とその家族141名が、ウガンダに帰還することができました。

コンゴを拠点に活動するNGOと連携して、すべての元子ども兵を除隊・帰還・社会復帰していくための

パートナーシップ(覚書)の調印式の様子。
 

ウガンダに残る家族を探し、彼ら彼女らが帰還した際の受け入れ体制を整えると同時に、「帰還後、ウガンダ政府軍に拘束されることなく、社会復帰する道筋が用意されていること」等々のメッセージ動画を送るなどして、元子ども兵の帰還を促進してきました。

LRAに拘束された元子ども兵たちにとって、ウガンダに行っても仕事がなく、家族を養えないのではないか?地域のコミュニティに受け入れてもらえないのではないか?という不安が、帰還を渋る大きな理由のひとつでした。

また、敵対してきたウガンダの政府軍や政府関係者の言葉は信用できないという思いがある中、かつての仲間であった、テラ・ルネッサンスの卒業生の言葉は、彼ら・彼女らの心を動かし、帰還を後押しすることになりました。

そしてかつての仲間たちが地元の村々で仕事をして、生活を再建している姿に希望を抱き、社会復帰に向けた一歩を踏み出したのです。




 元子ども兵の帰還と社会復帰支援に関するオンラインイベントアーカイブ動画

 

 マリー(仮名)の物語

右手の女性がマリー。テラ・ルネッサンスの洋裁の職業訓練を卒業した元子ども兵の洋裁店を訪れ、自立している姿を見て、明日への希望を抱いています。


コンゴ民主共和国で生まれ、14人兄弟の7番目として育ったマリー(仮名)は、幼少期は学校に通い、教会活動にも熱心に参加する少女でした。しかし11歳の時、LRA(神の抵抗軍)の活動が激化する中、叔母の家から実家に戻る途中で誘拐されてしまいます。

 

LRAのキャンプでマリーを待っていたのは、過酷な現実でした。年上の兵士との強制結婚、5人の出産、そしてそのうちの一人の死。重い荷物の運搬や戦闘への参加など、想像を絶する経験を強いられます。しかし、リーダーであるジョセフ・コニーの冷酷さと拷問に耐えかね、マリーは仲間とともに中央アフリカ共和国へ脱出します。

 

無事に逃げられたものの、生活は困難を極めました。脱出時に一緒だった夫は暴行により命を落としました。シングルマザーとしての子育ては難しく、再婚したものの、新しい夫からは自由を制限されました。不満や不安を抱えながらも、マリーは希望を失いませんでした。仲間たちと協力し、家族が安心して暮らせる道を模索し続けます。

 

転機が訪れたのは、市場での出会いでした。ウガンダと繋がりのある人物から、テラ・ルネッサンスがコンゴのNGOと協力し、LRAに拘束された元子ども兵の帰還を支援していることを知ります。そして2023年9月、マリーは家族や仲間たちとともに、ついにウガンダへの帰還を果たします。

 

ウガンダの保護施設での生活を経て、2024年3月からはテラ・ルネッサンスで洋裁の職業訓練を開始。彼女の夢は、家を建て、その一角で洋裁店を開くことです。そして、すべての子どもたちが安心して学校に通い、夕方には家に帰ってくる。そんな当たり前の日常を願っています。過酷な過去を乗り越え、新たな一歩を踏み出したマリーは、今日もその夢に向かって力強く歩み続けています。




■ 目指すのは、元子ども兵の社会復帰、そして紛争の平和的解決へ。

オリエンテーションを受ける元子ども兵とその家族


2024年3月18日、ウガンダ北部グル市内にある、テラ・ルネッサンスの社会復帰支援施設に、コンゴから帰還した58名の元子ども兵とその家族が集まり、社会復帰訓練のためのオリエンテーションが行われました。彼ら・彼女らは、これから洋裁や木工大工などの職業訓練や識字教育、心理社会支援などを通して、社会復帰に向けた一歩を踏み出します。

ウガンダで誘拐され、今もなお、隣国でLRAに拘束されている元子ども兵の正確な数は不明ですが、今回の帰還支援により2つの部隊が解体されました。アフリカで最も長く続いている紛争の一つであるLRA紛争が、今、終わりに近づきつつあります。


* * *

武力ではなく、対話によって、平和的に紛争を終結させるために、引き続き、様々な関係機関と連携・協働しながら、LRAに拘束されている元子ども兵の動員解除・社会復帰への取り組みを進めていきます。


そして、ウガンダやコンゴ民主共和国だけでなく、未だに地雷や不発弾の影響を受けるカンボジアやラオス、長い紛争の影響で世界最貧国のひとつとなり、ストリートチルドレンやシングルマザーなどの課題を抱えるブルンジ、戦闘が長期化するウクライナなど、戦争や紛争によって被害を受けた方々の自立支援を引き続き続けていきます。


さらに、新たな戦争や紛争が起こらないように、また戦争や紛争の影響を受けた方々が社会から取り残されることのないように、啓発活動や平和教育、アドボカシー(政策提言)も、日本や台湾、タイ等で、これまで以上に力強く推進していきます。


■ あなたの寄付で、できること

各地への支援を継続し、ともに乗り越えるために、この夏、1,800万円の資金を集めています。

お寄せいただいたご寄付は、紛争や災害の被害を乗り越え、自立の支援を必要としているアジア・アフリカ・ウクライナ地域の人々をはじめ、テラ・ルネッサンスのすべての事業で、大切に活用させていただきます。

困難な状況の中でも自立をあきらめず、明日へ向けて一歩踏み出そうとしている人々を、「寄付」という形で一緒に応援していただけないでしょうか。

夏季募金キャンペーンへのご理解・ご支援をお願いいたします。



 

 

 

 



■ 理事・海外事業部長 小川真吾からのメッセージ

 

 

■ 「ふるさと納税」で、寄付をもっと便利に!



テラ・ルネッサンスでは、2017年より「ふるさと納税」を活用した寄付ができるようになりました。通常よりも控除額が大きく、ご希望に応じた返礼品をお選びいただくことができます。ご都合のよい方法で、テラ・ルネッサンスの活動へご参加ください。
 
「ふるさと納税で寄付」のボタンから、外部サイト「ふるさとチョイス」のページへ移動します。そこから、ご希望の寄付金額(返礼品)をお選びいただくことができます。

※寄付金の控除額には一定の限度額があります。詳細は、最寄りの税務署にお問い合わせいただくほか、ふるさと納税の場合は、総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」をご覧ください。

 外部サイト「ふるさとチョイス」へ移動します


 

■ 金額に応じて『お返しの品』をお選びいただけます。(画像をクリックして申込ページへ)


  

  
 

 外部サイト「ふるさとチョイス」へ移動します



上記のほかにも、たくさんのお返しの品をご用意しています。詳しくは、「ふるさと納税で寄付」のボタンからご覧ください。
※お返しの品をご希望の方は、必ず「ふるさと納税で寄付」のボタンから、お申し込みください。

 

◎ 動画で解説!ウェブから簡単に申込み

 

■ 認定NPO法人テラ・ルネッサンスとは

『すべての生命が安心して生活できる社会(=世界平和)の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援をはじめ、難民や紛争被害者らへの支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。

主な受賞歴:「地球倫理推進賞」(社団法人倫理研究所) 、「地球市民賞」(独立行政法人国際交流基金)、「エクセレントNPO」組織力賞ノミネート(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、「社会貢献者表彰」(公益財団法人社会貢献支援財団)、「日経ソーシャルイニシアチブ」国際部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社) 、「企業価値認定」(一般社団法人企業価値協会)、第4回ジャパンSDGsアワード副本部長(外務大臣)賞、第52回毎日社会福祉顕彰、第1回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞など。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。

■ 銀行振込、郵便振込をお選びいただけます

テラ・ルネッサンスでは、『クレジットカード』『銀行振込』『郵便払込票』などのお振込窓口をご用意しています。下記の「寄付で応援する」ボタンを押していただき、ご希望の寄付方法を選択のうえ、お申し込みください。

ご不明点等ございましたら、テラ・ルネッサンスまでお問い合わせください。( 京都事務局:075-741-8786 ※平日10時~18時 )

 

■ あなたのメッセージをお寄せください

● 2024.7.23 (T・Yさん)
明るい未来へとつながるよう、テラ・ルネッサンスの取り組みを応援しています!

● 2024.7.22 (Y・Fさん)
いつもありがとうございます。世界中の子ども達の幸せを願います。

● 2024.7.20 (Y・Mさん)
少ないですが、がんばってください!

● 2024.7.20 (T・Mさん)
応援しております。1日も早く紛争が収束し、みなさんが笑顔で幸せに暮らせる日々が訪れますように。

● 2024.7.20 (S・Fさん)
小川さんのメールを読みました。応援しています。

● 2024.7.20 (S・Hさん)
応援してます。

● 2024.7.19 (M・Kさん)
いつも大変なお仕事、お疲れ様です。 スタッフのみなさまが、お元気で活躍されますことを願っております。

● 2024.7.19 (I・Kさん)
本当に心ばかりですが…心より活動を応援しております。

● 2024.7.13 (R・Oさん)
微力ながら応援しております。

● 2024.7.11 (M・Mさん)
応援しています。

● 2024.7.11 (T・Tさん)
いつも感動を届けてもらっています。引き続き、よろしくお願いいたします。

● 2024.7.09 (M・Yさん)
世界平和を達成しましょう

● 2024.7.09 (N・Kさん)
テラルネの活動をいつも応援しています。そして感謝しています。

● 2024.7.08 (E・Hさん)
原寛太さんのYouTube動画を見て活動を知りました。学生の頃からなぜかアフリカに関心があり、たくさんの困難を乗り越えながら活動を続ける精神力と行動力を尊敬しています。応援しています!

● 2024.7.07 (M・Oさん)
原貫太さんのユーチューブで、ブルンジ共和国でのテラ·ルネッサンスさんの活動を見て応援したくなりました。

● 2024.7.05 (Y・Kさん)
2023年は、最大の危機だった…というメールをいただいて、寄付を決めました。応援させていただいております。いつもありがとうございます。

● 2024.7.03 (M・Yさん)
皆さん、いつも活動ありがとうございます。

● 2024.7.03 (N・Aさん)
いつも素晴らしい活動をしてくださり、ありがとうございます。

● 2024.7.02 (T・Wさん)
応援しています。

● 2024.7.02 (T・Tさん)
人道的な活動に敬意を表します。応援しています。

● 2024.7.02 (K・Aさん)
継続した活動が成果を出していることに感動いたします。少しですがお役立てください。

● 2024.7.02 (I・Nさん)
素晴らしい活動内容に感銘を受けていますので、(大した額ではありませんが)支援を続けたいと思っています。

● 2024.7.01 (T・Nさん)
この世の中が愛で満たされますように

● 2024.7.01 (H・Fさん)
微力ですが、いつまでも応援してます

● 2024.7.01 (K・Oさん)
大変貴重な取り組みだと思います。応援しております。

● 2024.7.01 (K・Oさん)
大変貴重な取り組みだと思います。応援しております。

● 2024.7.01 (T・Nさん)
活動応援しています。

● 2024.7.01 (H(株)さん)
平和を諦めない姿にいつも勇気いただいています!!

● 2024.7.01 (Y.Tさん)
頑張ってください。 応援しています!!

● 2024.7.01 (K.Sさん)
細々ながらではありますが、応援させていただきます。

 

■応援メッセージ

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