【人財募集】啓発事業部支援者コミュニケーション担当職員募集のお知らせ（2024年12月）

■ 募集の背景

認定NPO法人テラ・ルネッサンスは、「すべての生命が安心して生活できる社会（世界平和）の実現」を目指し、地雷・小型武器・子ども兵など紛争に関連する課題の解決に取り組む国際協力団体です。これまで、アジア・アフリカなど世界10カ国で、社会変化を促す「運動体」として活動を展開してきました。

この度、世界各国での活動をさらに発展させるため、日本におけるファンドレイジング部門の強化を担う新たな仲間を募集することになりました。

テラ・ルネッサンスの活動は、法人や個人の方々からのあたたかいご支援によって支えられています。今回募集する支援者コミュニケーション担当の方には、支援者の皆さまとのコミュニケーションについての方針・施策を立案・実施し、テラ・ルネッサンスへの理解・支援をさらに促進するための業務や、Webサイト・SNS等を活用した情報発信などを通して、多くの方々に活動について深く理解いただき、支援の輪を広げ、希望を届けるという重要な役割を担っていただきます。

■ 業務内容

テラ・ルネッサンスの活動や想いを、支援者の皆さまにより深く理解いただくことで、ともに平和を目指す仲間（支援）を増やしていく、といったミッションを担います。さらに、より多くの方に紛争解決・平和構築分野の諸課題について知っていただき、その解決のための活動に参画いただけるよう、Webサイト、SNS等を活用した情報発信に加え、多様な参画（支援）方法の提案なども行っていただきます。
人と接することが好きな方や、細やかな気配りができ、丁寧な作業を心がけられる方、またWebサイトやSNSの運用に興味がある方におすすめです。

■ 募集職種：啓発事業部　支援者コミュニケーション担当 

【担当する業務の狙い】
・テラ・ルネッサンスへの理解・支援を促進するために、すでにご支援くださっている会員／寄付者とのコミュニケーションについて、方針・施策を立案・実施する。
・テラ・ルネッサンスの認知度を向上させるために、WebサイトやSNS等を活用し、オンラインによるテラ・ルネッサンスの取り組む社会課題や事業に関する情報発信について、方針・施策を立案・実施する。
・テラ・ルネッサンスに関わるコミュニティを強化するために、寄付以外の支援（物販、物品寄付など）について、企業、団体、一般市民へ提案する。

【具体的な業務】
・会員／寄付者対応（問い合わせ対応、お礼状作成、イベント案内など）
・寄付者データベースの管理・分析
・広告の運用
・会員／寄付者向けサービスの企画・運営
・WebサイトやSNS等を活用した情報発信
・講演事業の企画・運営
・その他の支援方法（物品寄付、物販等）の企画・運営
・その他、啓発事業部に関わる業務

■ 求める人物像

【必須】
・テラ・ルネッサンスのビジョン・ミッション・活動理念への共感
・社会人経験3年以上
・NPO・NGO問わず組織での広報・マーケティング経験
・Webサイト分析、SEO対策、SNS運用などの基礎知識
・マーケティングツール（例：Google Analytics、SEOツールなど）の使用経験
・国際協力に関する基礎知識・経験・熱意
・プロジェクトマネジメント能力（計画立案、実行、モニタリング、評価、報告等）
・多様な関係者と協働するためのコミュニケーション能力、リーダーシップ、フォロワーシップ

【歓迎】
・NPO・NGO問わず組織でのSalesforceの活用経験。
※Salesforceのレポート機能およびダッシュボード機能を用いたデータ分析、可視化経験、さらに、分析した結果に基づき、マーケティング施策の改善や営業戦略の立案などの実施経験があるとなおよし。
・デジタルマーケティング、コンテンツマーケティング、PRなど幅広い知識と経験
・最新のマーケティングトレンドに関する知識と実践経験
・英語でのコミュニケーション能力（日常会話レベル以上）

■ 採用概要

■ 待遇 

■ 応募方法について

メールの件名に「啓発事業部・フルタイム職員応募」と明記の上、下記3点をメールにてご送付ください。書類選考後、詳細をご連絡いたします。

▼ 選考プロセス

１．書類審査（履歴書、職務経歴書、志望理由書を提出）
２．面接審査（原則２回。居住地によってリモートでの面接あり。 ）

■ 代表者メッセージ　理事長　吉田真衣

テラ・ルネッサンスは、20年以上にわたり、地雷や子ども兵といった紛争の爪痕に苦しむ人々、そして災害や貧困によって困難な状況にある人々に対し、寄り添い、共に歩む支援を続けてきました。カンボジアやラオスでの不発弾・地雷被害者支援、ウガンダやコンゴ民主共和国での元子ども兵の社会復帰支援、ウクライナでの国内避難民支援など、支援の届きにくい場所を中心に活動を展開。これまでに17万人以上の人々に支援を届け、現在も10カ国で活動をしています。

私たちが目指すのは、すべての生命が安心して生活できる社会(世界平和)の実現です。創設者の鬼丸昌也が、大学4年生だった2001年にカンボジアで地雷の問題に出会ったことが、テラ・ルネッサンス設立のきっかけとなりました。しかし、問題を解決するためには、目の前の課題に対処するだけでは十分ではない。そんな想いから、啓発、支援、アドボカシーの３分野の活動を通して、問題の根本解決を目指しています。

近年はテラ・ルネッサンスのファンドレイジングを含めた啓発活動やアドボカシー活動を世界で展開するための取り組みも加速しています。

そこで、支援者コミュニケーション担当として、テラ・ルネッサンスの活動に共感し、活動を共に推進していただける方を募集します。創造性と情熱を持って、私たちと共に世界平和の実現に向けて歩んでいきましょう。

【プロフィール】

立命館大学大学院国際関係研究科を修了。アメリカン大学 School of International Service に在籍中に南部アフリカへ留学。先進国から途上国への支援のあり方に疑問を抱き、進路を模索する中でテラ・ルネッサンスと出会い、インターンとして活動を始める。大学院在学中は、ウガンダ北部における元子ども兵の移行期正義について研究。その後、民間企業での勤務を経て、テラ・ルネッサンスに入職。海外事業国内担当、会計業務等を担当後、2015年より大槌復興刺し子プロジェクト（現：大槌刺し子）事業部長、国際運動推進部長を経て、現在に至る。著書に『いとなみを取り戻す――大槌刺し子と学んだ、「ちょうどいい」を目指す働きかた』（英治出版）。

■ 担当者メッセージ　啓発事業部長　藤森みな美

啓発事業部は、ファンドレイジングを通して私たちが取り組む課題とその原因、そしてそれらを解決するための活動とそこへの参画方法をわかりやすくお伝えすることで、ともに平和を目指す仲間（支援）を増やしていくことをミッションとしています。

私たちの活動は、多くの個人・法人の皆さまからのあたたかく心強いご支援によって支えられています。この仕事の魅力のひとつは、素晴らしい支援者の方々との出会いです。こんなにもたくさんの「ありがとう」を伝え合える仕事は、他にないのではないかと思うほどです。

人と接することが好きな方、主体的に行動できる方、ぜひ私たちと一緒に「世界平和の実現」に向けて働きませんか？ご応募お待ちしております！

【プロフィール】
学生時代にベトナム、インドネシアの孤児院でボランティアをしたことをきっかけに、国際協力の仕事に関心を持つ。 社会人2年目の時に、名古屋NGOセンター主催のNGOスタッフ養成講座を受講し、講座終了と同時に退職、上京。認定NPO法人国際協力NGOセンター（JANIC）でインターンを経験した後、2014年より同団体で職員に。法人連携グループとして、主に企業とNGOの連携促進、CSRコンサルティング、企業向けの人材研修などを担当。 2017年3月にJANICを退職し、結婚を機に京都に移り住み、7月よりテラ・ルネッサンスへ入職。寄付・法人連携を担当後、2024年4月から啓発事業部部長を務める。テラ・ルネッサンスで産休・育休を二度取得。時短勤務の二児の母。

■ 団体概要

「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア、ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ、コンゴ、ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育（学校や企業向けの研修）や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。2022年にはハンガリー、ウクライナにおける避難民への支援を開始。主な受賞歴：地球市民賞（独立行政法人国際交流基金）、社会貢献者表彰（公益財団法人社会貢献支援財団）、日経ソーシャルイニシアチブ国際 部門賞ファイナリスト（日本経済新聞社）、 第４回ジャパンSDGsアワード 副本部長（外務大臣）賞（外務省）、第52回毎日社会福祉顕彰（毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団）、第１回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」（公益財団法人岩佐教育文化財団）、第18回西日本国際財団アジア未来大賞（公益財団法人西日本国際財団）、第10回エクセレントNPO課題解決力賞（エクセレントNPOを目指そう市民会議）、ほか多数。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。

名称：特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地：京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL：https://www.terra-r.jp
理事長：吉田 真衣
設立：2001年10月31日（2014年5月30日より認定NPO法人）
事業内容：『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動　など