大槌刺し子が、国際見本市「interior life style」(東京ビックサイト)に、初出展、 手仕事の価値を伝える、新ラインの商品を発表します。
2016年5月吉日
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
プレスリリース
報道関係者各位
大槌刺し子が、国際見本市「interior life style」(東京ビックサイト)に初出展、
手仕事の価値を伝える、新ラインの商品を発表します。
岩手県上閉伊郡大槌町にて、「大槌復興刺し子プロジェクト」を運営する
NPO法人テラ・ルネッサンス(事務局:京都府京都市 理事長:小川真吾)は、
6月1~3日に東京ビッグサイトにて行われる国際見本市
「interior life style(インテリア・ライフ・スタイル)」に初めて出展。
同プロジェクトの新ラインの商品を発表します。
東日本大震災で甚大な被害を受けた大槌町。
その大槌町の女性たちの心理的負担の軽減や生き甲斐と仕事を生み出すために始まった
「大復興刺し子プロジェクト」は、2016年3月までに、累計184名の「刺し子さん」に、
28,271,941円の加工賃をお支払いしてきました。
けれども、大槌復興刺し子プロジェクトでは、復興市場縮小に伴う売り上げの減少が課題と
なっていました。そこで、2015年から一年をかけて高付加価値の新商品ラインの開発に着手。
これまでは、ポップでカラフルなデザインを基調とし、一部に刺し子を施した商品を多く
販売していた。
国際見本市「interior life style」で発表する新たなラインでは、現代的な解釈を加えつつも
刺し子本来の特性が活き、手仕事のぬくもりが伝わるデザインを重視。
大槌町の「丁寧な暮らしぶり」を体現するストーリー性の高い商品を展開していきます。
「大槌町の日々の丁重な暮らしの中で磨かれてきた針仕事の腕前は確かで、
針目はとても美しく、繊細。その美しさが活きる商品になった。
刺し子さんが一針一針丁重に思いを込めて縫い上げる姿勢や、幸せなモノづくりの
過程が商品から伝わってくる。」と、プロジェクトコーディネーター伊藤は言います。
新ラインの第一弾となる商品は3型(大中小)、2色(藍・生成色)のポーチで、
interior life styleにて、初お披露目となります。
オンラインショップでの一般販売開始は、8月を予定。
また新ラインの発表に合わせて、6月にはHPも一新する予定です。
これにより、作り手である刺し子さん一人一人の紹介をするページを設け、
作り手の顔が見える仕組みも強化していきます。
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■この件に関するお問い合わせについて
認定NPO法人テラ・ルネッサンス
大槌復興刺し子プロジェクトプロジェクト 伊藤(イトウ)
TEL 0193-55- 5368 Mail ito@terra-r.jp
●大槌復興刺し子プロジェクトについて
2011年6月に東日本大震災で甚大な被害を受けた大槌町にて、支援に関わっていた
5名の東京のボランティアが発足させ、現在は認定NPO法人テラ・ルネッサンスが運営。
生活再建、心理社会的負担の軽減、現地雇用の促進などを目的に、
東北に根付く「刺し子」を生かした商品を作成・販売。
●interiorlifestyle(インテリア・ライフ・スタイル)について
2016年6月1日(水)~3日(金) 東京ビックサイトにて開催
東京から世界へ向けて「ライフスタイルを提案する」インテリア・デザイン市場のための国際見本市。
ドイツ・フランクフルトで開催されている世界最大級の国際消費財専門見本市〈アンビエンテ〉、
家庭用・業務用テキスタイルの国際見本市〈ハイムテキスタイル〉の2つを母体としている。
日本国内では、6月にインテリア ライフスタイル、11月にIFFT/インテリア ライフスタイル
リビングを開催。
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