関わる全ての人が幸せになる相続を目指し、NPOが遺贈寄付の窓口を開設～オンラインセミナーを開催。裾野拡大へ取り組む～

遺言によって財産の一部またはすべてを、特定の個人や団体へ無償で寄付する「遺贈」。相続した財産をご遺族が寄付する「相続寄付」。終活への意識の高まりなどを背景に、これら遺贈寄付への関心は年々高まっています。

また、クラウドファンディング最大手READYFOR（株）が、遺贈寄付に関してNPOなどの活動団体や遺贈寄付検討者を包括的に支援する「遺贈寄付サポートサービス」を開始するなど、遺贈寄付をめぐる動きも活発化しています。

テラ・ルネッサンスは、以上のような背景から、遺贈寄付の窓口を新たに設置しました。終活にあたって、自分の大切にしている価値観を、遺言を活用し、寄付にのせて社会へ託していく「遺言❤寄付（遺贈寄付）」という考え方を広めたいと願ってのことです。

テラ・ルネッサンス遺贈寄付ページ：こちらをクリック

そして、2021年５月28日 （金）には、数多くの相続事例と向き合ってきた鹿内幸四郎氏（一般社団法人日本相続知財センター）を講師に迎え、「遺言❤寄付（遺贈寄付）」に関するオンラインセミナーを開催し、135名が参加しました。

当日は、相続における遺言の大切さや、遺言を通じた寄付の方法などについて、相続トラブルのリスク回避などの観点も踏まえて、お話しいただきました。

同法人の創設者である鬼丸は、遺贈寄付への想いを次のように語っています。

「遺贈寄付の考え方を世の中に広めることを通じて、寄付の流通量を日本で増やし、社会課題の解決を促すことができます。同時に、その寄付によって、遺産を残される方の想い（志）を、社会課題を解決するための取り組みの中で残していくことで、その方を顕彰することができるのです。そのような文化をつくっていきたいと願っています。そのためには、直面する相続トラブルのリスクを理解し、トラブルを回避するための方策を実行していくことで、幸せな相続を実現できると考えています」