プレスリリース/「SDGsサミット」寄付金800万円の活動報告
近年、SDGsの知識としての認知は広がってきましたが、現時点での取り組みは国や企業の主導であり、生活者の本質的な理解や、自発的な行動には依然課題がある状況です。ザ・リードとテラ・ルネッサンスは、SDGsの達成とより良い未来を次世代につなぐことを願い、NGO・NPOと起業家という異色のコラボレーションにより、これからの世界を見渡す“新しい教養”を学ぶ場を創ろうと、「SDGsサミット」を開催しました。
8つのNPO・NGOの代表者が順に登壇し、それぞれの活動とSDGsについて紹介。そこへナビゲーターとして起業家が入り、登壇者の話を深掘りして社会課題に向き合いました。複数の団体が活動を紹介するだけでなく、合同で寄付を呼びかけ、そこに起業家が参画するオンラインイベントは、【日本初】の試みと言えます。開催から5か月が経ち、SDGsサミットが各団体にどのようなインパクトを与え、どのような活動につながっているのか、8団体分をまとめた報告レポートを作成。それを参加者へ届けることで、寄付の成果を実感していただくとともに、SDGsやNPO・NGOに対して、さらに関心を深めていただけますと幸いです。
次回開催は来春頃を予定しています。※報告レポートは、以下よりご覧いただけます。
○ SDGsサミット_NPO・NGO報告レポート
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子ども時代に兵士として戦わされた経験から、心身に傷を負い、苦しい生活を余儀なくされているウガンダの元子ども兵たちが、仕事をして家族を養い子どもたちを学校へ行かせる、そんな当たり前の生活を送ることができるよう、職業訓練や識字教育、ビジネス講習などを実施しています。皆さまからいただいたご支援で、そのような元子ども兵15名に対し、洋裁や木工大工の技術訓練を、約3か月間実施することができました。(画像:ウガンダでの技術訓練の様子) |
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困難を抱えた若者が、LINEで相談できる窓口「ユキサキチャット」を運営しています。虐待を受けている、児童養護施設出身などで親に頼れず、困窮状態にある若者に食糧支援や現金給付の支援を行っています。ユキサキチャットでは進学、就職相談や福祉制度の利用に関わるサポートを行い、相談者の生活安定につなげています。皆さまからいただいたご支援では、28人の若者がユキサキチャットで4か月間相談を受けることができました。 |
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義務教育を受けられずに危険な労働を強いられる「児童労働」から子どもを守るために、ガーナとインドで支援活動をしています。子どもの労働に頼らずおとなの収入だけで生活できるよう、農業トレーニングを通じた収入向上支援や、栄養を提供するとともに通学のモチベーションともなる学校給食の支援などを行っています。ご支援により、ガーナのカカオ生産地にて26名の農家へのトレーニングと、小学校での給食提供を実施することができました。(画像:ガーナの小学校へ提供した給食の様子) |
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寄付金はインドで子どもが売られる問題をなくすための①法整備への働きかけや裁判支援等を通じて社会の仕組みを変える活動、②被害にあった女性たちの心理ケアや権利回復支援、リーダーシップ支援などに活用させていただきます。また近年活動を開始した日本国内における児童虐待をはじめとする子どもの不条理をなくすための活動費にも充てさせていただきます。この度は温かいご支援を誠にありがとうございました。(画像:インドでの打ち合わせの様子) |
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Homedoorはホームレス状態にある方に対し、シェルターでの宿泊や就労支援などでサポートをしています。ホームレス問題は日本の問題の集積とも言われており相談者の方の多くが雇用、健康、家庭面において複合的に不利にある状態です。近年は若年化が進み、約半数が20〜30代となっています。コロナ禍でご相談も増える中、皆さまからのご寄付により14人の方が約2週間宿泊施設に滞在できました。(画像:大阪府内の巡回活動の様子) |
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若年無業(ニート・ひきこもり等)の方に対して就労支援プログラムを無償で15か月分、提供することができました。働いていないために自身で費用の負担ができず、また、保護者の協力を得られない状況では、働きたくても働けないまま状況が悪化していく方もいらっしゃいます。皆さまのご支援のおかげでより深刻な孤立を回避して、もう一度、社会と接点を持つ機会をつくることができましたこと、御礼申し上げます。(画像:就労支援プログラムの様子) |
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子どもの周りに信頼できる他者を増やすことで、子どもが孤立しない地域をつくることを目指しています。皆さまからいただいたご支援で、子どもの孤立が深まる前に、地域の中で子どもを見守り、子どもに寄り添う市民を増やすための市民性醸成プログラムを展開し、子どもが安心して過ごせる地域を作り出す人を10名育成することができました。(画像:市民性醸成プログラムイメージ画) |
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チャンス・フォー・チルドレンでは、すべての子どもたちが多様な学びの機会を得られるよう、経済困窮家庭の子どもたちに塾や習い事で利用できる「スタディクーポン」を提供しています。皆さまからのご寄付で小学生4名を1年間サポートすることが可能です。あたたかいご支援をありがとうございます。コロナ禍の長期化で1,500名以上の子どもたちが支援を待っており、引き続き全力で活動に取り組んでまいりますので、今後とも応援のほどお願いいたします。(画像:大学生ボランティアによる相談支援の様子(オンライン等で実施)) |
○ 株式会社ザ・リードについて
ザ・リードはWebと動画を駆使したWebマーケティングの力を活用して、一人起業家や経営者のビジネスを徹底サポートすることで、大きな価値を社会に広げていく縁の下の力持ち的な会社です。
社会を動かすのは、目に見えている一部のスターではなく、その表舞台を整えている目に見えない人たちの力の集約が不可欠。私たちはそんな大きな力を合わせて、クライアントのプロデュサーとして、社会に新しい価値を提供し続けています。そして「全員で勝つ!」をモットーに、ひとりひとりの活躍が成果に結びつく、そんな企業を目指しています。
名称:株式会社ザ・リード
所在地:東京都港区南青山2丁目2番15号 ウィン青山1302
代表:代表取締役社長 田中祐一
設立:2013年7月
事業内容:インターネットプロモーションの企画・運営、ホームページ制作、リスティング広告運用代行、
マーケティングコンサルティング、能力開発セミナー企画・運営 他
○ 認定NPO法人テラ・ルネッサンス
『すべての生命が安心して生活できる社会の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。主な受賞歴:「地球倫理推進賞」(社団法人倫理研究所) 、「地球市民賞」(独立行政法人国際交流基金)、「エクセレントNPO」組織力賞ノミネート(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、「社会貢献者表彰」(公益財団法人社会貢献支援財団)、「日経ソーシャルイニシアチブ」国際部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社) 、「企業価値認定」(一般社団法人企業価値協会)、第4回ジャパンSDGsアワード副本部長(外務大臣)賞など。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。
名称 :特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地 :京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL :トップページ
理事長 :小川 真吾
設立 :2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 等
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