プレスリリース/台湾の高校で中国語による国際理解教育を実施 台湾での「平和の担い手」育成を目指して
2022年11月14日
認定NPO法人テラ・ルネッサンス(本部:京都府京都市、理事長:小川真吾、以下 テラ・ルネッサンス)は、2022年11月2日、台湾国立虎尾高校(所在地:台湾雲林県、以下、虎尾高校)にて、国際理解を促進する授業を、中国語および英語で実施しました。当会にとって、台湾現地での授業開催は初めてとなり、「平和の担い手」を育む大きな一歩となりました。
テラ・ルネッサンスは、カンボジアでの地雷除去支援やウガンダでの元子ども兵・紛争被害者の自立支援などを、世界7か国で実施する国際協力NGOです。海外での支援活動だけではなく、これまで日本で展開してきた国際理解教育や寄付を募る取り組みを国外へも広げるため、2022年8月に台湾事務所「泰朗全球(タイラン・チュエンチョウ)」を開設しました。
このたび、2022年11月2日(水)に虎尾高校にて、中国語と英語による「国際理解に関する授業」を実施しました。台湾事務所スタッフとウガンダ人スタッフ(オンライン)が子ども兵に関する課題や、紛争と日常生活の関係について伝えました。
虎尾高校の生徒からは、「私が思っている以上に深刻な問題が世界にはあることを知った。」や「友人や家族と共有したい。」などの声が上がり、台湾で平和教育(講演等)を実施する重要性を感じました。
今後は、テラ・ルネッサンスが提携している学校法人東明館学園(理事長:荒井優、所在地:佐賀県基山町)と虎尾高校の合同授業を開催し、日台の若者の交流、「平和の担い手」の育成を図る予定です。将来的には、日台の若者が共に地球規模の課題を学び、その課題解決に取り組んでいく平和教育を両地域で展開することを構想しています。本授業はその第一歩となるものでした。
○ 認定NPO法人テラ・ルネッサンス
『すべての生命が安心して生活できる社会の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援を実施。また、日本国内では、平和教育(学校や企業向けの研修)や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。主な受賞歴:「地球倫理推進賞」(社団法人倫理研究所) 、「地球市民賞」(独立行政法人国際交流基金)、「エクセレントNPO」組織力賞ノミネート(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、「社会貢献者表彰」(公益財団法人社会貢献支援財団)、「日経ソーシャルイニシアチブ」国際部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社) 、「企業価値認定」(一般社団法人企業価値協会)、第4回ジャパンSDGsアワード副本部長(外務大臣)賞、第52回毎日社会福祉顕彰、第1回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞「平和の部」など。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。
名称 :特定非営利活動法人テラ・ルネッサンス
所在地 :京都府京都市下京区五条高倉角堺町21番地jimukinoueda bldg. 403号室
URL :トップページ
理事長 :小川 真吾
設立 :2001年10月31日(2014年5月30日より認定NPO法人)
事業内容:『地雷』『小型武器』『子ども兵』の課題に対するアジア・アフリカでの支援活動、および国内での『平和教育』を中心とした啓発活動 等
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