認定NPO法人テラ・ルネッサンス｜冬季募金2024｜認定NPO法人テラ・ルネッサンス

■ 冬季募金キャンペーン -寄付の進捗-

■紛争を、終わらせる。

ロシアによるウクライナ侵攻、スーダンやイスラエル・パレスチナの武力衝突、イエメンやシリア内戦・・・

世界では、今この瞬間も多くの紛争が続いています。

子どもたちは兵士として戦場に駆り出され、女性たちは暴力の被害に遭い、罪のない人々が命を落としています。

紛争は、人々の尊厳を奪い、今ある生活だけでなく、その先の未来も破壊します。

「紛争を終わらせる。」

夢物語のように聞こえるかもしれません。

しかし、私たちは近い将来、この言葉を「現実」にします。

テラ・ルネッサンスの自立支援を受ける紛争の被害を受けた女性たち（コンゴ民主共和国）

昨年、ウガンダの武装勢力（神の抵抗軍：LRA）から141名の元子ども兵とその家族の帰還が実現しました。

LRAは、1990年代以降、ウガンダ北部で、住民の虐殺や、推定3万８千人もの子どもたちを誘拐し、兵士として駆り立ててきました。

また、2008年頃からは、隣国のコンゴ民主共和国や中央アフリカなどで百人単位での住民の虐殺や、子どもの徴兵、性的暴力など、数々の人権侵害をおこなっています。

これまで何度もLRAに対する軍事的な掃討作戦が行われてきましたが、いまだに紛争は終わらず、ウガンダやコンゴ民主共和国、中央アフリカなどから連れ去られた元子ども兵たちが拘束されています。

一方、近年LRAは弱体化し、リーダーの求心力も低下しはじめました。多くの元子ども兵たちが故郷への帰還を望んでいますが、帰還後に政府軍に拘束されたり、コミュニティから受け入れを拒否されたり、最低限の生活すらできないのではないかという恐怖と不安も同時に抱えています。

子ども時代に誘拐されて以来、長年離れ離れになっていた家族、親族らとの再会を果たすことができました。

そうした中、テラ・ルネッサンスは、コンゴ民主共和国の現地NGOや当会の支援により自立を果たした元子ども兵らと共に、LRAに残る戦闘員（元子ども兵）たちへ帰還を呼びかけてきました。

そして、昨年、LRAの2つの部隊が解体され、141名の元子ども兵と家族の帰還が実現し、今、当会の施設で、社会復帰の訓練に励んでいます。

引き続き、隣国に残る戦闘員（元子ども兵たち、推定100名～200名）の帰還を呼びかけ、最終的に、このLRA紛争の終結を目指しています。

武力ではなく、対話によって、紛争を終わらせる。

あと一歩で、その夢を現実にすることができるのです。

■　終わらない紛争に終止符を。そのためにーーー

皆さまからお寄せいただいたご寄付は、ウガンダ北部紛争（LRA紛争）を終わらせるために、そして、紛争の被害を受けた方々の自立支援をはじめ、テラ・ルネッサンスのすべての事業で、大切に使わせていただきます。

どうか、紛争を終わらせる活動に、力を貸してください。

＜寄付の使い道＞

元子ども兵の帰還および社会復帰支援　[ウガンダ共和国]

LRAに拘束されている兵士（多くは元子ども兵）らの帰還支援、および帰還後の社会復帰に向けた職業訓練や識字教育、ビジネス講習、心のケア等を実施します。

子どもたちへの不発弾回避教育【ラオス】

ラオスは、ベトナム戦争中に戦場となり、世界で最も激しい爆撃を受けました。戦後50年近くが経つにも関わらず、当時落とされた爆弾の不発弾のほとんどが今も残存し、人々の暮らしを脅かしています。中でも、子どもたちが爆弾と知らずに拾ってしまい、爆発に巻き込まれるという事故が発生しています。

不発弾による被害から子どもたちを守るために、幼児向けの不発弾回避教育を行います。

難民への食事の提供【ウクライナ】

ロシアによる軍事侵攻の影響が拡大し続ける、ウクライナ。戦火から逃れるために多くの人が故郷を離れています。その中でも、以前から脆弱な立場に立たされている人々の避難生活は、経済的にも精神的にも厳しいものです。さらに、地元に留まり続ける人も、物価高騰や国内避難民の流入により、貧しい暮らしを余儀なくされています。

テラ・ルネッサンスは、国内避難民およびそのホストコミュニティに対し、キッチンポイント（調理および食料保管の拠点）を設置し、炊き出しおよび食料・食材の配布を行っています。

■　テラ・ルネッサンスの活動をもっと詳しく！

【オンライン】平和への想いを繋ぐバトンリレー　～テラ・ルネッサンス海外駐在員講演会～

特別企画として、テラ・ルネッサンスの海外事業地で活動する駐在員によるオンライン講演会を開催します。

各地での活動紹介はもちろん、支援の現場で日々奮闘する駐在員たちが、何を見て、感じているのか。活動の意義や成果、苦悩も含めて、その想いを皆さまにお届けします。

さらに、本イベントにご参加いただいた方の中から抽選で各回1名様に、テラ・ルネッサンスのオリジナルギフトをプレゼント！

【日時】※時間は全て20:00~21:15

2024年11月13日(水)：ウガンダ・コンゴ

　　　 11月21日(木)：ラオス

　　　 11月26日(火)：ブルンジ

　　　 12月9日(月)：カンボジア

2025年1月9日(木)：ハンガリー・ウクライナ

【参加費】無料

【開催形態】オンライン

【東京】平和の根源を問う。飢餓の大地ウガンダ・カラモジャの光と影

フリーランス国際協力師原貫太とテラ・ルネッサンスウガンダ駐在員田畑勇樹の対談が実現！

東アフリカに位置するウガンダ共和国。
その北東部に位置するカラモジャ地域は、多くの人々が飢餓に苦しんでいます。

「紛争と貧困の連鎖を断ち切るために何ができるのか？」

この根源的な問いについて、平和をつくる活動をする二人がそれぞれの経験を踏まえ、深く議論します。

【日時】2024年12月5日(木) 19:00 - 21:00 (開場 18:30)
【場所】東京都渋谷区神南1-18-2 フレーム神南坂 4F
【アクセス】https://maps.app.goo.gl/N1eWdPgeD6rQe4yx6　※各線渋谷駅から徒歩5分
FRAME JINNAN-ZAKAと記載の建物になります。
1階のエレベーターより4階までお越しください。

【定員】80名
【参加費】一般2,000円　学生1,000円

【大阪】終わらない紛争に終止符を。～元子ども兵がつむぐ希望の物語～

テラ・ルネッサンス理事/海外事業部長の小川真吾が、ウガンダより一時帰国。大阪で講演会を行います！
19年間ウガンダで、元子ども兵や脆弱な立場にある人々の社会復帰支援をしてきた中で見た希望と、紛争終結への熱い想いを語ります。

【日時】2024年12月20日(金)　19:30-21:00（19:00開場）
【場所】大阪府立男女共同参画・青少年センター（ドーンセンター）4階中会議室１
【アクセス】〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前１丁目３−４９
https://maps.app.goo.gl/rJmR2gw5wzGVk22S6

【定員】40名

【参加費】一般1,000円、学生500円

■　あなたの寄付で、できること

各地への支援を継続し、ともに乗り越えるために、この冬、3,000万円の資金を集めています。

お寄せいただいたご寄付は、今起きている紛争を終わらせること、そしてその紛争によって被害を受けている人々、さらに、過去の紛争によって残された地雷や不発弾の影響を受けている人々が、安心して暮らせる環境を整えるために、大切に使わせていただきます。

ぜひ「寄付」という形で私たちの活動を応援していただけないでしょうか。

冬季募金キャンペーンへのご理解・ご支援をお願い申し上げます。

■ 「ふるさと納税」で、寄付をもっと便利に！

テラ・ルネッサンスでは、2017年より「ふるさと納税」を活用した寄付ができるようになりました。通常よりも控除額が大きく、ご希望に応じた返礼品をお選びいただくことができます。ご都合のよい方法で、テラ・ルネッサンスの活動へご参加ください。
　
「ふるさと納税で寄付」のボタンから、外部サイト「ふるさとチョイス」のページへ移動します。そこから、ご希望の寄付金額（返礼品）をお選びいただくことができます。

※寄付金の控除額には一定の限度額があります。詳細は、最寄りの税務署にお問い合わせいただくほか、ふるさと納税の場合は、総務省の「ふるさと納税ポータルサイト」をご覧ください。

外部サイト「ふるさとチョイス」へ移動します

■ 金額に応じて『お返しの品』をお選びいただけます。（画像をクリックして申込ページへ）

外部サイト「ふるさとチョイス」へ移動します

上記のほかにも、たくさんのお返しの品をご用意しています。詳しくは、「ふるさと納税で寄付」のボタンからご覧ください。　

■ 認定NPO法人テラ・ルネッサンスとは

『すべての生命が安心して生活できる社会（=世界平和）の実現』を目的に、2001年に鬼丸昌也によって設立。現在では、カンボジア・ラオスでの地雷や不発弾処理支援、地雷埋設地域の生活再建支援、ウガンダ・コンゴ・ブルンジでの元子ども兵の社会復帰支援をはじめ、難民や紛争被害者らへの支援を実施。また、日本国内では、平和教育（学校や企業向けの研修）や、岩手県大槌町で大槌刺し子を運営。

主な受賞歴：「地球倫理推進賞」(社団法人倫理研究所) 、「地球市民賞」(独立行政法人国際交流基金)、「エクセレントNPO」組織力賞ノミネート(エクセレントNPOを目指そう市民会議)、「社会貢献者表彰」(公益財団法人社会貢献支援財団)、「日経ソーシャルイニシアチブ」国際部門賞ファイナリスト(日本経済新聞社) 、「企業価値認定」(一般社団法人企業価値協会)、第４回ジャパンSDGsアワード副本部長（外務大臣）賞、第52回毎日社会福祉顕彰、第１回SDGsジャパンスカラシップ岩佐賞など。国連経済社会理事会特殊協議資格NGO。